【 TORQUE文学:イエローインパクト② 】
【 TORQUE文学:イエローインパクト① 】より続き。
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テーブルの上に置かれたイエローカラーの『TORQUE G07』のことは、発売前からファンサイトで話題になっていたので、俺も知っている。
でも実物を見るのはこれが初めてだ。
俺が使っているのもスマホも、同じ京セラのTORQUEシリーズ『TORQUE 5G』だ。
カラーは今さっき『秋川 零奈』がテーブルに置いた『G07』と同じイエロー。
俺は左手に持っていた自分のTORQUE G5を、先にテーブルに置かれた秋川さんのG07の隣に並べて置いた。
TORQUE 5Gが発売された約2年後に『TORQUE G06』という後継モデルが出ていたが、俺はG06には機種変更はしなかった。
使っている5Gに特に調子が悪い部分も無かったので、G06に変更する理由も無かったのである。
そして、カラー展開がブラックとレッドの2種類しか無かったのも不満だった。俺は鮮やかな色が欲しかったのだ。
赤は明るい場所だと鮮やかに見えるが、少し暗い場所だと意外なほど黒に近い見え方をする。
2つ並んだイエローのTORQUEを見て、秋川さんは言った。
「実は私 この会社に入ってから、食堂で見かける北見さんの黄色いスマホがいつも気になっていたんです。綺麗な色だなぁって…」
俺は驚いてしまった。
まさかこんな若くて綺麗な女子が、油で汚れた作業着姿の俺が使っているスマホを、いつも遠くから見ていたなんて…。
「…それで君も…TORQUE G07のイエローを購入したんだ…」
普段 若い女子と話す事などめったに無い俺は、やっとの思いで会話になりそうな言葉を探し、なんとか上手く吐き出す事ができた。
「はい。新しいTORQUEに黄色のカバーが用意されているが分かった時点で、すぐにネット販売で予約注文したんです。金曜の夜に帰宅したら届いていました。」
秋川さんは、一息にそこまでを話した。
今日は週の初め月曜日だから、きっと週末の2日間でデータ移行などを済ませ、もぅかなり新しい機種にも慣れただろう。
なにせ彼女は若い。
俺のようなオジサンとは違い、デジタルアイテムなど何の抵抗もなく扱えるはずだ。
「ふーん、そうだったんだ。でも…しかし…」
俺にはチョッと引っ掛かる事がある。
いくらスマホのカラーが自分好みの黄色い色だったとしても、たったそれだけの理由で秋川さんのような若い女子が、TORQUEなんてハードキャラのスマホに手を伸ばすものだろうか?
そんな事を思う俺の懸念そうな表情から心中を察したのか、彼女はこう言葉を続けた。
「TORQUEの事は買う前にしっかり調べたんですよ。アウトドアの愛好家なんかに向けた、強くて頑丈なスマホなんですよね。長時間の連続使用ができるように、今では珍しく自分でバッテリが交換もできるような作りになってるのも知りました。」
どうやら、ただ単にカラーだけでTORQUEを選んだ訳では無かったようだ。
まぁ、当たり前と言えば当たり前なんだが。
「うんそうだね。今 主流の薄くて軽い事を追求したデザインじゃないのは見ればすぐに分かるしね。ぶ厚くてデカイし。」
テーブルに置かれた2つの黄色いスマホを眺めながら、俺はそう言った。
秋川さんのような若い女子とでも、お互い話題が通じれば案外スムーズに話せるものだと気がつく。
「俺 個人としてはバッテリーが交換できる事が、歴代TORQUEシリーズの一番の売りだと思ってる。丈夫ってだけなら、他にも割とあるからね。」
調子に乗った俺は別に聞かれてもしない、TORQUEに対する自分の意見も言ってみた。
【 TORQUE文学:イエローインパクト③ 】に続く。
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投稿を表示湾岸ミッドナイトを想像しながら💥😀✨
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投稿を表示れいな=07ってことね