
愛用している古い高級ヘッドホン、音質低下していたのをメンテナンスする事で復活させました。
大事にしている愛用の本格的な高級ヘッドホン3台のうちの1台、2007年発売のDENONのエントリーモデル『AH-D2000』です、すでに生産終了で現在ではなかなか手に入らないビンテージ品、とても良い音のヘッドホンなので中古品を見つけたら購入する事をオススメします。
以前の投稿は↓
https://torque.kyocera.co.jp/announcements/k4nj3rtdcqigzhqx
https://torque.kyocera.co.jp/announcements/evs84dubf97xhgo7
この機種(AH-D2000)、3台の中で一番古い機種で最近は低音域が弱くなってしまったので、しばらく使っていませんでした。
先日、久しぶりにメンテナンスしようと思いイヤーパット(耳当てクッション)を外してみたら、ドライバ(スピーカーユニット)を取り囲むように貼り付けてあったウレタン製の吸音材が経年劣化でボロボロになり、砕けて粉になって無くなってしまっているのを目撃。
これでは本来の音が出なくなるのは当然です、対策として低音を減衰させずに耳に伝える簡易的な音響ダクトを自作して、劣化で崩れてしまった吸音材の代わりに入れてみる事にしました。


1枚目の写真に写っているドーナツ状のパーツが今回自作した簡易音響ダクト、台所用の洗浄スポンジ『激落ちくん』の大型タイプを加工し、ホームセンターの工具売り場で買った「まつうら工業」製のアセテート布絶縁テープを巻き付けて製作した物です。
2枚目の写真がドライバ(スピーカーユニット)の表面にはめ込んだ状態。
この簡易音響ダクトの装着により音像がハッキリするようになり、弱くなっていた低音域も新品だった頃と同じようにシッカリと鳴るようになりました。
吸音材ではなくて音響ダクトを取り付けたから、音の解像度や分解能が若干向上したのかも知れません、試聴して感じた音質は定価六万円くらいするDENONの最新鋭モデル『AH-D5200』やSONYの高級機『MDR-Z7』に負けてません、古い機種なのでさすがに音の解像度や分解能では若干劣りますが、聴きやすさや響きの豊かさでは上回っているような気がします。
音質は少し前に投稿した定価15万円の超高機ヘッドホン『edition8』↓とほぼ同等に感じるほど良い音です。
https://torque.kyocera.co.jp/announcements/3fn8uoojlyoagzck
edition8は高級機とはいえ屋外使用を想定したポータブルヘッドホン、AH-D2000は音質を追及して開発された屋内用の大型ヘッドホン、比べるのが間違っているのかも知れませんね(苦笑)
メンテナンスにより高音質が復活したAH-D2000、装着感も愛用高級機3台の中で一番良いから、これからは普段使いで出番が増えるでしょうね、たとえ古くても音の良いヘッドホンは多少傷んだり部分的に破損した程度では捨てられませんよ。
沢山所有する古いヘッドホン、大事にメンテナンスや補修をして末永く使い続けます、最新機種に興味が持てないのが唯一の悩みのタネですね(笑)
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平成初期まではデンオンだったが海外の人が発音しにくいからデノンになったようですね。随分前に日本コロムビアグループから離れてたのですね。
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投稿を表示物を大切に使い続けるって大事ですよね😀☕
直す知識と愛情があってこそです👍