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2026/05/17 15:04

小説 まさこ日記 ②

小説 まさこ日記 ①

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わたしは、ひまわりぐみの〈まさこ〉です。

いつもくびから、あかいスマホをさげています。

きょう、ひまわりぐみから、かえるとちゅうに、おかあさんが、どこかのオジサンと、おはなししてました。

「あのぅ、とつぜん、スミマセン。わたし、こぅいぅものです。」

オジサンは、そぅいって、なにかかいてある、ちいさなしろいかみを、おかあさんにわたしました。

「…げいのうじむしょ トルクきかく…。」

おかあさんは、ジロリと、オジサンをみました。

「しつれいですが、おくさま、こちらの、おじょうさまの、おかあさまでよろしいですよね…?」

おじさんは、おさあさんにむかって、ニコニコしながら、そぅいった。

「えぇ。アタシが、このこのははですが、なにかごようでしょうか。」

「あっ、おかあさま、たんとうちょくにゅうに、もぅしあげます。」

「…はぁ…。」

「こちらの、たいへんおうつくしい、おじょうさまですが。ぜひ、わがしゃで、おしごとを、させてみませんか?」

あれれっ? 

いまオジサン、おしごとって、いったよ。

まさこ おしごとできるんだぁーっ!

「おことわりします。ざんねんですが、むりですね。おひきとりください。では…。」

おかあさんは、つないでるてをひっぱり、さっさとあるきだした。

オジサンは、おかあさんのまえにたって、こぅいった。

「あっ、おくさまおまちください。おじょうさんのことは、すこし、しらべさせてもらいました。」

「じゃあ、このこにしごとなんて、さいしょからむりだって、わかってんでしょっ!」

おあかさんは、ちょっとおこったかおで、そぅオジサンにいった。

「おかあさま。すこし、おはなしをきいてください。いまのじだいは、げいのうのおしごとにも、イロイロなしゅるいが、ありますから。」

さっきまで、ニコニコわらっていたオジサンは、きゅうにきびいしいおかおになった。

「そんなこと、いくらババアのあたしだって、しってるわよっ!」

「はい。ほんとにたような、はたらきかたが、ございます。」

オジサンは、いっしょうけんめいだ。

まさこ おしごとしてみたいっ!

オジサンがいってる、〈たよう〉のいみは、かわらないけど…。

おかあさんは、わたしとてをつないだまま、こぅいった。

「アンタんところは、こんなオバカつかって、いったい、なにしようってんだいっ!」

「おかあさま。こちらのおじょうさまほど、すごくおきれいでしたら、いまのままでも、たくさんのおしごとを、ごよういできます。」

えぇっ!やった、やったぁっ!

まさこのおしごと、いっぱいあるんだぁーっ!

がんばって、たくさんおしごと、するぞぉっ!

「だからぁっ!うちのまさこに、なにさせようってんだい、アンタんところはっ!」

「ざっしやポスターのモデルなら、すぐにでも、おしごと、ごよういできます。」

わーいっ!モデルさんって、いまオジサンいったよっ!

まさこ、きれいなおようふくが、たくさんきれるぞぉーっ!

「ハハハッ! そうよね。きせかえにんぎょうくらいなら、こんなオバカにだってつとまるかもねっ!」

「いえいえっ。そんな、いみではありません。わるいほうに、とらないでください。」

オジサンは、からだのまえで、てをヒラヒラさせて、そぅいった。

まさこは、もぅおおきいのに、おあかさんはいつも、しんぱいしすぎるんだ。

オジサンっ、がんばってぇーっ!

まさこ、モデルさんしたいよぉっ!

「しらべたんなら、わかってるとおもうけど、このこは、もじのよみかきもできないよ。」

「…はい。そんじております。」

「オマケに、いまは、ほとんどしゃべんない。まえにアタシが、ふくろだたきにしてからだ。」

「…はい。そちらも、ぞんじております。」

まさこはまえ、おあかさんにへんなことをいって、げんこつでたくさんたたかれた。

あのときは、ものすごくいたくて、あたまがこわれるかとおもったよ。

それから、わたしは〈むくち〉になりました。

わたしのようなオバカさんは、しゃべらないほうが、あんぜんだとおもったからだ。

もぅ、〈むくち〉をやってれば、へんなことをいって、たたかれなくてすむんだ。

そんなことを、かんがえたまさこは、ホントはあたまがイイんだよ。

いまでは、こえのだしかたも、ほとんどわすれちゃってる。

「そこまで、しってんなら、それだけのかくごが、あんのよね。」

「もちろんですっ!ぜんりょくで、サポートしたいとおもってますっ!」

オジサンは、そういってから、からだをたくさんまげて、オジキをした。

「ふんっ!みんなさいしょは、そういうのよねっ!」

「…えっ? もしかして、いぜんどこかと、ごけいやくされたことが…?」

おかおをあげたオジサンは、ビックリしたようなな、こえでそぅいった。

ごけいやくって、なんだろうなぁ?

「まえに、3かいあるわよ。アンタんとこみたいなのと。」

「…あっ、そうでしたか…。」

「そうよっ!ぜんぶすぐに、むこうから、ことわってきたわねっ!」

うそだぁっ!

まさこは、おしごとなんて、したことないよぉっ!

おかあさんは、おしごとさせたくないんだ。

だから、そんなうそのおはなしを、オジサンにしゃべってるんだぁっ!

「さいしょは、キョウセラ・プロダクションだったわね。3かげつで、けいやくかいじょされた。」

「えっ、キョウセラ…ってぇ、ぎょうかいさいおおて、じゃないですか…あんな、おおきなところと…。」

「まさこの、つきびとをまかされたのが、3にんたてつづけに、ノイローゼになった。ふたりやめて、ひとりがにゅういんした。」

「…にゅういん…ですか…。」

まさこしってるけど、ノイローゼって、えいごだよ。

「やってみなきゃ、わかんないのよっ!こんなこの、せわなんてね、どんだけたいへんかぁっ!」

「…。」

オジサンのおかおが、なんか、あおくなってるよ?

「へんなとこからも、よくこえが、かかるのよねっ。」

「…と、いいますとぉ…。」

「じょゆうが、たりないんだってさ。えっちけいの、どうがにだす。」

「…あぁ…えっちどうがの、じむしょからの、おさそいですか…。」

オジサンのこえが、ちいさくなってる。

「こんなに、すごくきれいなら、ナンバーワンとるのも、むりじゃないって、いってた。」

エッヘンッ!

まさこは、びじんさんなのだぁっ!

「まさこみたいな、オバカさんも、おおいんだってね。えっちどうがにでてる、じょゆうって。」

​「…あのぎょうかいは、たようせいが、いちばん、すすんでますからぁ…。」

「アハハッ!アンタんとこも、はじめはきれいなふく、きせといて、そのうち、なんにもきせない、しごとを、させるきじゃないのっ!」

「…あ、あのぅ…ぼくは、そんなつもりは、まっ、まったくないですぅ…。」

オジサン なきそうな、おかおに、なってるぅ…。

がんばってぇっ、オジサーンッ!

「アンタに、そんなきなくてもねっ! よのなかは、そうなのよっ!おとこたちは、けっきょくそうなるのっ!すぐにあきて、そういうのを、もとめるんだよっ!」

「…。」

「アタシはね、どうせオバカなら、みためなんて、ブスでよかったんだよっ!おとこが、まったくよりつかないような、ひどいブスでねっ!」

「…。」

「うちのまさこは、つかいすてじゃないんだよっ!やとうなら、いっしょうめんどう、みてくれるのかっ!アンタんとこがぁっ!」

「………………。」

オジサンは、もぅなにもいわなくなった。

おかあさんに、まけたのだ。

「…お、おじゃま…しました…。」

オジサンは、そういって、おあかさんにあたまをさげると、ガッカリしたようすで、あるいていって、しまいました。

「さぁ、まさこ。おうちにかえるよっ!」

「…。」

だまって、コクリとうなずく。

あーぁ…まさこも、ガッカリだ。

まさこも、おしごとしてみたかったなぁ…。


わたしは〈まさこ〉。

ひまわりぐみ・25さい。


小説 まさこ日記 ③

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2 件の返信 (新着順)
さとG
2026/05/17 22:48

wwwwwwwwwwwwwww!

貸枕考古 バッジ画像
2026/05/17 15:16

まさこさん、執筆お疲れさまです。 小説まさこ日記②も読ませていただきました😊

 小説は、前話のプロローグから本格的な【起】の部分へ入り、『オジサン、がんばれー!』な展開になりましたけど、おかあさんに〈言い負かされ〉ちゃいましたか。。。
 すぐに【承】の部分には移行しないと思いますので、次回の③も楽しみにしています。
 お話しは〈まさこ〉ちゃん目線で書かれているけど、都度まわりの情景をココロの声で語られるので、私のアタマの中で場面を思い浮かべることができています。

別の話しですが、アイコン画像が昨日から変わっていたのは、小説の〈まさこ〉ちゃんの肖像だったんですね💕☕💕 なるほどの びじんさんです

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