ナイトモードとは、何ぞや?
このアイキャッチ画像はナイトモードで撮影した写真です。
ナイトモードって、暗いシーンで少ないノイズで綺麗に撮れるモード、というわけなんですが、具体的によっていったい何をやっておるのだろう?と疑問に思っているわけですよ。
これは昨夜の投稿にも載せたナイトモードで撮った写真です。
ですがね、昨日の投稿には載せませんでしたが、この時、オートモードで露出補正+2、という写真も撮っていたのです。
下画像がそれです。
36864!!
こんなISO値、初めて見た(笑)
やればできるじゃん、G06(笑)
ま、ノイズは凄いです。
部分拡大も並べてみます。
まあ確かにナイトモードはノイズは少ないです。というより、意地でノイズを潰した感が(笑)
んー、でも空や家の壁のムラムラは個人的にはノイズより嫌ですが(^-^*)
ここまでやらんでも、って感じです(笑)
さて、ここで大きな疑問が。
オートモードでもやり方によっては36000という超高感度を使えるのに、ではなぜナイトモードが別にあるのだ?
ノイズ処理の仕方が違う、というのであれば、オートモードでもある一定のISO値以上になった時にオートでノイズリダクションをやれば済む話やんか。
わざわざモードを独立させねばならないとは、いったいナイトモードって何をやっているんだ?
で、ナイトモードの動作や条件を考えてみました。
(1)ナイトモードは標準レンズでしか使えない
(2)シャッターボタンを押すと一瞬のタイムラグ後に少し長い時間かけて画像が生成される
これ、1については、さてはナイトモードはクアッドピクセルセンサーに特有の機能を使っているのか?
余談ですが、スマホのカメラで複数のレンズを実装するモデルについては、レンズそれぞれで別のセンサーを使っているはずです。センサーはレンズの真下になければなりませんから、レンズが3つあるということはセンサーも3つある、ということです。
G06はインカメラも含めれば4つのレンズがあるので、センサーも4つ、ということに。
つまり4台のカメラを載せているも同然なのですよ。
で、G06の売りになっているクアッドピクセルセンサーは標準(広角)レンズのセンサーです。
ナイトモードはこれでしか使えないということは、ナイトモードはこのクアッドピクセルセンターの何らかの機能を使っているのかな?
読み出しモードを変えたりしているのかなぁ。
このクアッドピクセルセンサーとは、すっごく簡単にざっくり言うと4つの素子を1つの素子のように扱う配列にしたセンサーで、つまり「有効画素6400万画素なのに記録画像は1600万画素」というのはそういうことなのです。
ですが通常はセンサーを出てきたデータは既に1600万画素になっているのですが、それを6400万画素データとして読み出すことも可能だとか。
6400万画素データとして出力した画像は通常のベイヤー配列の6400万画素と比較したら画質は落ちるそうですが(原理的にそうなるはず)、デジタルズームには有利だと。
なのでナイトモードの時は6400万画素データを読み出しているのか?とも思ったのですが、そもそもクアッドピクセルセンサーのメリットは「高感度に強くなること」なはずで、それをわざわざ6400万画素モードで読み出す意味が分からない。
ま、何にしても、ナイトモードが標準レンズでしか使えない、ということは、おそらくクアッドピクセルセンサーの固有機能を使っている、ということなんでしょう。
ただそれだけじゃなく、このノイズ処理の仕方は他に何かある、とも思ったのです。
このナイトモード特有のベタ塗りしたようなノイズ処理、もう少し丁寧なのを見た記憶があります。
私はあまりやったことはないのですが、天体撮影でよく使われる「加算平均合成」で合成した画像に似てる、と思ったのでした。
これは同じ画角で何枚も連写した画像を合成するときに、「それぞれのピクセルの平均値を採用する」という合成方法で、これをやるとノイズの出方は各画像でランダムなので、それが平均化されてノイズが消える、というやり方です。
ナイトモードのこのノイズ処理の感じは、すっごく粗いけどどこかで加算平均してるんじゃないだろうか。
であれば、多分HD CameraやFV-5の合成露出(フィルム)モードも、この加算平均をしていると思われるので、つまり、今までFV-5でやっていた「露光間ムーブ」をナイトモードでできるのではないか?
さっそくやってみました(笑)
まずは敢えて日中にナイトモードを使ってみる(笑)
…なんか面白い絵になりました(笑)
ま、そうそう思い通りにはいかないのは分かってましたけどね。
ナイトモードでは秒数も連写枚数もコントロールできませんから。
それにしても何この予想外の絵は。
電柱が歪んでいる。
中央分離帯のこの部分を見れば、一様に合成されているわけではない、と思われます。
でもこの路面部分は夜のナイトモードのベタっぽい感じが同じだ。
これ多分、電柱の中ほどを境に"採用された"元絵が違うんですよね。
標識はおそらく2枚の画像が混在していて、ここは2枚とも合成に使われているらしい。
同じく今朝撮った別画像です。
電柱の歪みがシュールで気持ち悪い~(笑)
右下部分の拡大を見たら、やはりここも元ネタ画像は2枚のようです。
さて、ナイトモードなのでやはり夜にもやってみましょうかね。
少し「露光間ムーブ」らしくなりました。
テールランプがやけにサイケですが(笑)
これですこれ(笑)
この中央分離帯のベタな感じがナイトモードっぽいです(笑)
ここをベタ塗りされたおかげで、せっかくの流れる感じが台無しです(笑)
あーナイトモードだこれは(笑)
ま、初めて見たから笑ってられますが、正直使い物にはならんねこれは(笑)
それはそうと、この標識の重なり具合を見れば…元ネタ画像は2~3枚?
つまり2~3連写しかしてないってこと?
この少ない画像で無理やり加算平均合成するから、ベタッとした絵になっちゃうんだよ。処理単位のピクセル数をかなり大きく設定しているのかなぁ。
多分加算平均してるとおもうのですが、それ以外の合成法も使っていそうな感じではあります。
iPhoneのナイトモードはHDR合成もしているようで、G06もそれくらいやって欲しいところです。
エリアによって合成ネタが違う様子を見ると、HDRのような複雑な合成も併用しているような気もします。
わざと画質が破綻するような撮り方をしてみると、裏でカメラアプリが何をやっているか少しずつ想像できてきて面白いですね。
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投稿を表示ナイトモードは三脚固定が原則かと思ってました😂
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投稿を表示ナイトモードについては、購入前に、ここの情報(の、添付画像部分)をみて、今度のTORQUEは処理をごっそり変えて夜でもいい感じになる…? と、期待していました。
https://buzzap-jp.cdn.ampproject.org/v/s/buzzap.jp/news/20230928-au-torque-g06-review/?amp=1&_gsa=1&_js_v=a9&usqp=mq331AQIUAKwASCAAgM%3D#amp_tf=%251%24s%20%E3%82%88%E3%82%8A&aoh=17006365710101&referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.com&share=https%3A%2F%2Fbuzzap.jp%2Fnews%2F20230928-au-torque-g06-review%2F
処理の順序入れ替え、合成の処理見直し(?)をしたようですね。
(難しすぎて、わたしにはさっぱりわかりません…)
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投稿を表示カメラアプリを使った後に不具合多いのは(保存完了まで時間が掛かる)この為か?😅
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投稿を表示こうして見てるとナイトモードって夜間に動かない物を写す事を想定していて、動きのある物の撮影は最低限見られる画像にしようという処理をしているみたいですね。
夜間でも照明のある場所でのスナップ撮影では通常モードのフラッシュまたは照明での撮影の方が綺麗に写るのかな?
……それにしても昼間にナイトモードを使うと面白い写真が撮れますね、笑ってしまいましたwww
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