TORQUEトーク

2026/04/10 10:43

夕方の川沿いを歩いていると、風が少しだけ冷たくなった。
足元の水面に、沈みかけた陽が揺れている。

ふと、対岸にひとりの少年が立っていた。釣竿を持ったまま、こちらを見ている。
目が合った気がして軽く会釈すると、少年も同じように頭を下げた。

その瞬間、風が止まり、川の音だけが残った。
まるで世界が一拍だけ静かになったようだった。

気づけば少年の姿はもうなかった。
ただ、さっきより少しだけ明るい夕焼けが、川面に広がっていた。

2件のコメント (新着順)
yasu
2026/04/13 13:27

個人的には、この雰囲気は
好きです。
この少年はカワウソでしょう!
鬼太郎を思い出します。

FēiFēi バッジ画像
2026/04/10 11:52

ダメだ!私の頭には逢魔が刻と言う文字しか浮かばない。
幻想的な文章が台無しだぁ。
少年は河童に……