カメラアプリ"Camera FV-5"を使ってみた
私は昨日からG06に"Camera FV-5"というカメラアプリを使っています。
元々バイクに車載してスローシャッターで写真を撮りたかったために長秒露出ができるカメラアプリを探していて、これが2つ目のカメラアプリなのですが、非常使いやすく標準のカメラアプリを置き換えても良いくらいのデキなので、皆さんにも紹介してみようかと思った次第です。
ほら、標準のカメラアプリに不満がある方が多いようですし(^-^*)
このアプリは無料版の"Camera FV-5 Lite"と有料版の"Camera FV-5"があります。無料版に課金して機能制限を解除するタイプではなく、最初から無料版と有料版の2本立てになってるタイプです。
私は使い始めるや否やさっさと有料版を購入したので、無料版の制限には詳しくないのですが、無料版は記録画素数に制限がある様子です。
さて、使い勝手の方を説明します。
アイキャッチ画像は、FV-5を起動して自宅のパソコンをフレーミングしているスクショ画像です。
散らかった家の中はお見せできないのでね(笑)
で、画面がごちゃごちゃするので、これから先はレンズ部を覆って真っ暗にしたカメラ画面で説明します。
右のオレンジ枠の丸がシャッターボタンです。
ちなみにスマホ本体のシャッターボタンも効きます。
シャッターボタンの上のアイコンが、アウトカメラとインカメラの切り替え、シャッターボタンの下の【1x】はレンズの切り替えです。
【1x】をタップすると、標準(広角)レンズ→超広角レンズ→マクロレンズの順にレンズが切り替わります。
画面左は、上からモード選択、フラッシュのオンオフ、ワイド画面(ディスプレイ)のオンオフ、セルフタイマー、ライブヒストグラムのオンオフです。
とりま、左上の3本横線のモード選択について説明します。
この3本横線をタップすると、下画像のようなモード選択メニューが出ます。
上から通常のカメラ、ブラケティング、バースト(連写)、インターバル、合成露出、ビデオ撮影、の順です。
私はこの"Syntheric exposure"すなわち合成露出を使いたくてカメラアプリを漁っていたわけですが(笑)、まあ普通の人は一番上の"Photo"かせいぜい"Burst"くらいしか使わないですよね?(笑)
ちなみにビデオは別アプリになっているようです。
で、以降は"Photo"モードの操作について説明します。
フォトモードでは、シャッターボタンの右側に上からホワイトバランス(WB)、フォーカス、測光モード、シャッタースピード、感度(ISO)の順にアイコンが並んでいます。
そしてそれぞれのアイコンをタップすると、その詳細設定するコマンドが左側に出てくるというインターフェースになっています。
まずホワイトバランスの設定画面を下画像に出します。
カメラに慣れている人には説明不要なほど見慣れたアイコンが並んでいますが、念のため書いておくと、上から白熱電球、蛍光灯、太陽光、曇り、マニュアル、オートです。
プリセットもそこそこ使える色合いですが(というよりTORQUEシリーズのプリセットホワイトバランスが使えなさすぎ笑)、それでもしっくりこなければ"M"のマニュアルホワイトバランス、すなわち色温度をケルビンで指定するための目盛りがさらに左に出てきて、指でスライドさせながら色温度を設定するようになっています。
次にフォーカスモードの説明を。
"フォーカス"のアイコンをタップすると、左に詳細コマンドが出現します(下画像)
上から無限遠、タップ、コンテニュアス、近接、マニュアルフォーカス(MF)、中央固定、です。
無限遠と近接は説明不要でしょう。
タップ(指のアイコン)は、画面上のピントを合わせたいポイントをタップしてAFをそこに動作させるモードです。
丸矢印のコンテニュアスは、フォトモードにしている間、常に画面上のどこか(カメラが判断したポイント)にピントを合わせ続けるというモードです。デフォルトではこのコンテニュアスモードになっています。
このアプリ、MFのインターフェースがなかなか優れているので、紹介してみます。
まず、下画像はカメラで被写体をフレーミングした画面のスクショです。
ここでフォーカスをMFに指定すると、下画像のようにスライダーが出現します。
そしてそのスライダーを指でスライドさせると、自動的に下画像のようにフォーカスエリアが拡大表示されます。この画面でピントの合い具合を見ながら指をスライドさせ、ピントを合わせるわけです。
これができないとMFなんて絵に描いた餅なんだよ~(笑)
ただ、このMFではフレームは画面中央しか拡大表示できないようです。任意のポイントを拡大させるやり方を色々探してはいるのですが…
インターフェースをすべて紹介するのは面倒なのでこの辺で(笑)
比較的直観的に操作できるので、写真撮影に慣れた方ならすぐ使いこなせると思います。
またすべてではありませんが多くが日本語表記されているので、分かりやすいアプリだと思います。
設定画面もこんなで、日本語主体です。
ちなみに。
フォーカスモードをタップにして「撮影前にピントを合わせる」をオフにし、さらに「ピント状態に関係なくシャッターを切れるようにする」をオンにすれば、G06のカメラと同じ動作になります。
すなわち、カメラを起動して被写体に向けていきなりシャッターボタンをタップすれば、AFが動作することなくピントが合っていなくてもシャッターが切れてピンボケ写真を記録することになるわけです。
ただしAEは常に動作している様子なので、明るさは適切になりますが。
不満点はこのことと関係しているのですが、AEロックが"測光"コマンドの中に入っていて、撮影画面から直接指定できないことでしょうか。AEロックとAFロックを続けて行う際には、一連の操作がタップ数が増えてちょっと面倒。
まあHD Cameraもそこは面倒だったので、スマホ画面では難しいのかもしれませんが。
(AEロックボタンを画面に独立して出してくれれば良いのに…)
また、私は画像記録をSDカードに設定しているのですが、その設定では撮影後にgoogleギャラリーを起動すると、本体内のフォルダに"読めない謎の画像ファイル"が残ります。
どうやら一度本体内に保存してからSDカードに移動している様子なのですが、その時になぜか本体内に正体不明のファイルが残る、ということのようです。別に支障はないのですが消すのが面倒です。
私のG06は今のところ快調で、他でよく報告されているカメラが落ちる等のトラブルは皆無です。
HD Cameraは頻繁に落ちましたが、せいぜいそのくらいしかおかしな動作は見ていません。
なので、FV-5も私のG06ではとても快調に動作していますが、他のG06ではどうか分かりません。
ですが、機能的には標準のカメラアプリをほぼ置き換えることができるほどの多機能なので、興味がおありの方はちょっと遊んでみても損はないと思いますよ(^^*)
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示書き忘れていましたが、露出補正の操作について。
撮影画面で画面の任意の場所を指で上下にスライドするだけ、という簡単操作なのですが、これ特にどこにも説明はないので、この操作法を発見するまで分かりにくいかと。
で、露出補正をすると画面左上に露出補正マークが出現するのですが、このマークをタップすると露出補正をクリアできます。