【青森出張特別号】圧巻の立佞武多(たちねぷた)
TORQUE編集部が青森出張に行った際に、空き時間を利用して、五所川原市の「立佞武多の館(たちねぷたのやかた)」に行ってきました。
我々が訪れたのは、お土産や立佞武多グッズを販売している「物産コーナー 花しょうぶ」と、祭りで使う大型立佞武多を展示している「立佞武多展示室」です。
以下は、そのねぷたに感銘を受けた編集部よしおのレポートです。お気軽に見ていってください。
立佞武多展示室に、いざ入場。
ドアを開けると圧巻のねぷたが迎えてくれる。
想像以上の大きさに、編集部員たちから声が漏れ出た。
圧倒的な輝きと迫力で我々を見下ろすねぷたが3台。
思わず写真を撮りまくる我々のもとに係の方が来て、順路を案内いただいた。
順路の初めには、3台のねぷたの絵が。
左から歌舞伎の「暫」、竹取物語の「かぐや」、東征神話の神武天皇を題材としたもので、
2023年3月はこの3台の立佞武多が展示されていた。
上から見る立佞武多
順路は、ここからエレベーターで最上階に上がり、らせん状に降りていく形だ。
上から見ると、かの有名な「暫」がまた違う顔を見せた。何たる迫力か。
高さは20メートル以上で、人が横に立つと、下の「雲漢(うんかん)」の文字に頭が届かないくらいだ。ちょっと検索して、動画などを見てほしい。
ここで展示室が暗転。
アナウンスとともに展示室が暗転し、立佞武多や五所川原市を紹介する映像が流れだした。
ねぷた制作は地元の高校生が行うことも多いらしく、出張先で出来た友人も「高校で作ったよ」と誇らしげだった。地域が一体となり、たくさんのねぷたが創り出されているようだ。
また、大型立佞武多が動き出した映像は壮観だった。夏の夜の街にそびえ立つ巨大なねぷた。これは実際に見に行かなくては。。
そんな映像をよそに、私は、暗転した「暫」に目を奪われていた。
ちびっこなら泣き出しかねないほどの、凄まじい眼力だ。
次に現れたのは「かぐや」
言わずと知れた竹取物語のかぐや姫だ。
他の2台とは全く異なり、妖艶で美しい「かぐや」はひときわ目立っていた。
何重にも重なる服や長い髪がたなびいていて、美しさの中にも迫力がある。
ここでは明るくて見えないが、実は目から落ちる一筋の涙が光っていて、月に帰るときの心情が描かれている。
このように蝋を塗ることで、綺麗に光が漏れ出るのだそう。
順路に沿って降りていくと、土台部分の精巧な作りにも驚かされる。
近くで見ないと分からないディテールまでこだわりが見える。
まさに「神は細部に宿る」だ。
ぜひご自身の目で!
神武天皇のねぷたは、ご自身で見たい方のために掲載しないことにさせていただきたい。
そして、これらのねぷたは数年後には見られないかもしれないため、行きたい方は早めに訪れてほしい。基本的には、毎年新しいねぷたが製作・古いねぷたが退役し、常に3台が展示されている形なのだ。
遠くて行くのが難しい方も、3年ごとに見に行ってみるのはどうだろうか。
おわりに
五所川原市の夏祭り「五所川原立佞武多」は、例年8月上旬に行われるそうで、
私は実際に動く立佞武多を見に行きたいと強く感じました。
じっくりと立佞武多を楽しみたい方は、ぜひ立佞武多の館へ行ってみてください。
ここでは載せきれなかった魅力がたくさんあるので、ほかの展示も含めじっくり見てほしいです!
1階の物産コーナーもセンスのいいお土産が多く、私は激カワTシャツを衝動買いしました。TORQUEグッズも見習いたい!
以上、初めて見る立佞武多に感銘を受けた、編集部よしおのレポートでした。
お読みいただき、ありがとうございました。
立佞武多の館
住所
〒037-0063 青森県五所川原市大町506-10
立佞武多展示室の入場料金
大人650円(団体580円) / 高校生500円(団体450円) / 小中学生300円(団体270円) ※2023年3月現在
ウェブサイト
立佞武多の館 -たちねぷたのやかた- :: 五所川原立佞武多の通年展示施設 (tachineputa.jp)
2023/04/20 編集部 よしお
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示きれいです。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示仲々、遠くていけませんか義母の介護が終わった時にはぜひ伺いいところの1つで
す
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示TORQUE5G?
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示光と闇に鮮やかな色彩!torqueのカメラも伊達じゃない!