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TORQUEフォト

ジンベエ親分
2023/11/12 23:20

スマホホルダーの振動対策

前回のYBRのヘッドライトLED化の話でもちらっとハンドルバーにデイトナのマルチバー経由でスマホホルダーを取り付けているのが見えましたが、以前にもこのTORQUEフォトで紹介したことがありますが、現在このような形でスマホをバイクに装着し、Action Overlay動画や"露光間ムーブ"の写真を撮っています。

この写真はまだ5Gで使っていた時期のものですが、G06用のマルチホルダーは背面側にしか1/4ネジ穴がなく、このネジ穴を使ってスマホを装着すると画面への映り込みが避けられません。

で、試してみたところ、この5G用のホルダーがG06でも問題なく装着できることが分かったので、このままスマホが5GからG06に変わっただけ、という状況で使い続けています。

 

アイキャッチ画像では視界を塞がんばかりの高さにスマホが屹立していますが、実際は視点はもう少し高い位置にあるので、運転の際の視界に影響はないです(^^*)

 

で、どんな装着をしているのか、もう少し詳しく分かる画像を。

あ、ちなみにアイキャッチ画像では左ハンドルにデイトナのスマホホルダーを取り付けているのが分かりますが、こちらは普通にナビなどをさせる時に使っています。

 

YZF-R25へのスマホの装着

写真で分かるとおり、右ハンドルのミラー取付ネジからアダプターとボルト、さらにデイトナのマルチバーで取り付け位置を高く上げてなおかつ車体中央に寄せています。

 

で、5G用のマルチホルダーを導入する以前は、このマルチバーからデイトナのスマホホルダー(左ハンドルに付けているモノと同じ)を使ってスマホを装着していました。

ちなみに余談ですが、このデイトナのスマホホルダー、一時はこのバイクの左右に取り付けていて、さらにYBRでも使っているので、3つも買っているのです(^-^;

でもねぇ、このスマホホルダー、ホルダーを回転させて角度調整ができるようになっているのですが、この回転部分がすぐ甘くなって走行中の振動でくるくる回るようになってしまいます。

3つ買ったうちの2つがそうなりました。デイトナはどの製品も、細かい部分の作りこみが甘くてあまり好きではない用品メーカーです。でも安いし他に選択肢がない製品が多いので、けっこうデイトナ製品、使ってますけど(^-^;

 

余談はともかく。

デイトナのスマホホルダーを使っている時のネガは、他にクランプ部分が映像に写りこむということと、角度が固定されてしまう、という点でした。傾きは勝手に変わるくせに(笑)

進行方向に対する角度を変えるのに工具が必要な状態だったので、この道は右側の方が景色が良いという場合でも、面倒で角度を変えることなく(笑)

それより同じようにマルチバーを付けているYBRに気軽に装着し直せない、というのが一番の問題で。角度が変わりますから。

 

というわけで、ずっとYBRに装着して撮影をしたことがなかったのですが、この5G用のマルチホルダーを導入してから状況が一変したわけです。

最終的に自由雲台で装着しているので、角度変更は自由自在ですから(^^)/

 

というわけで、現在のマルチホルダーを導入してからYBRに装着して撮影するようになりました。

ここでアップした"露光間ムーブ"の画像や前にここでリンクを貼った千里浜のAvtion Overlay動画は、いずれもYBRで撮影したものです。

 

ところがYBRで撮るようになってから、新たな問題が。

 

この装着システム、振動に弱い。

 

なんせご覧のようにハンドルバーからそそり立っているシステムです。路面のギャップなどの振動をよく拾うこと拾うこと(笑)

 

まあ、マルチバーにデイトナホルダーで装着していた頃より、最終的なスマホの設置位置は5cmは確実に高くなっているわけです。だったら途中のボルトを短いものに代えるなりしてそも程度、設置位置を下げることは十分可能なので、それは現在検討中です。

 

でもねぇ、スマホの位置は高い方が景色がちゃんと見えるんですよねぇ。

以前はカウルのフロントスクリーンの上端あたりが映像に映り込むような位置で、それはそれで「オートバイの車載映像である」ことが明確に分かって良かったのですが、例えば海沿いの道を走っている時に海がしっかり画角に入ってこない。自分の目からは海がしっかり見えているのに、30cmほど視点が下がっただけで見えにくくなるわけです。

なので今の視点の高さも、それはそれで捨てがたいのです。

 

また話がそれました。

こういうスマホを高く設置するシステムなので、路面のギャップによる振動をよく拾うのは仕方ないです。

YBRに装着するようになって問題になってきたのは、エンジンの振動を拾うことです。

 

YBRはミラー取付ネジ穴に直接マルチバーを取り付け、そこにスマホホルダーを取り付けているので設置位置は低く、路面の振動はR25ほど激しくは拾わないのですが、停車中ですらブルブル震えるほどエンジンの振動をよく拾っています。

まあ、単気筒はちょっと振動が大きいですから…

 

で、これを何とか軽減できないか?というのが今回の本題です(^^*)

 

現在、スマホ装着のシステムはこんな構成になっています。(マルチバーより上)

スマホ装着システム

これで一番下のクランプを外せば、気軽にR25とYBRで装着し換えることができるわけです。

これをパーツごとにばらせば下の画像のような構成になります。

スマホ装着システム(ミノウラのクランプ+スリックの自由雲台+5G用マルチホルダー)

上が5G用のマルチホルダー、右下がミノウラのハンドルクランプ(1/4ネジ付き)、左下がスリックの超小型自由雲台です。

スマホの設置角度は自由雲台で自由自在に変えることができるわけです。

 

で、とりあえず要所に振動吸収用の波ゴム板を咬ませよう、と考えた次第です。

 

まず、波ゴム板を切ってクランプ部分のプラスチック板と交換しました。

次いでクランプの上の1/4ネジが出ている部分は、コルクが貼りついたプレートと下のプレートの2枚が1/4ネジに付けられているのですが、締め付けは下のプレートを締めてするようになっています。

このあたりはカメラに親しんでいる人には説明不要でしょうけど。

 

このコルクを引っぺがして波ゴム板を替わりに貼りつけてみました。

クランプのコルクを波ゴム板に換装

右上が引っぺがしたコルク板、下がコルク板が張り付けられていたプレート、そして左がコルク板と交換するために切り出した波ゴム板です。綺麗な仕事じゃないですけど(笑)

コルク板を引っぺがすのに苦労するかと思ったのですが、何のことはない両面テープで貼りつけられていただけでした。なので波ゴム板も両面テープで貼りつけています。

で、波ゴム板に1/4ネジを通すための穴を開ければ、とりあえず加工は完了です。

振動対策版の須保の装着システム

再び組み付けるとこうなります。

マルチバーを貼りつけるポイントと自由雲台が固定されるポイントに振動吸収のための波ゴム板を介している、という形になります。

 

さて、果たしてこれで効果があるのか?

 

明日は雨だし、結果レポートは明後日以降になりそうです(^^*)

 

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1 件の返信 (新着順)

カーボンバイクとシマノのカーボンペダルとカーボンソールのシューズを使っている私から言わせてもらえばカーボンとそうでないものでは振動吸収は雲泥の差があります。
振動の時間が短い。すぐに収まる。体にも目にも優しいのはカーボン。
ですので今後トルク用のカーボン製の何かが開発されるといいですね。


ジンベエ親分
2023/11/13 00:23

私もカーボンフレームのロードバイクに乗ってた時期があるので分かります。
アルミフレームのガチガチに硬い乗り味から、フォークをカーボンに替えただけで激変しますものね(^-^*)

まあそれでも振動吸収ゲルよりは耐振動性は低いでしょうけど(笑)

それにカーボンは剛性は弱い、というより設計方向以外の剛性は紙並みなので、ホルダーならまだしも、雲台とかクランプには向かないかと。

結局は、取り付け位置をもう少し低くしながら、どこかに振動吸収ゲルを使うしかないのかな、と今は思っているのですが、今回ので思ったよりイケるじゃん、てなれば、これ以上は手を着けないかもしれません(笑)

どーせ走れば揺れまくるんだし(笑)

シバタ
2024/01/10 12:37

失礼します。
振動対策との事ですが、こちらが意外とオススメかもしれません。
詳細はリンク先に。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000655.000011495.html

ジンベエ親分
2024/01/10 12:51

おお、ありがとうごじいます。
これ面白いですね(^-^*)
取り付けを最初から組み直す必要がありそうですが、試してみる価値はあるように思います。
機会があれば試してみてまたレポートします(^_^)/