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角川文庫『キマイラシリーズ』22巻までのあらすじ。

キマイラ化する事で自らの肉体を不老不死になる事を目指すルシフェル教団。

その教団にヒロインの織部深雪と菊池が拉致される。

二人を救助する為に主人公が敵のアジトに侵入すると何者かに襲われる。

それは、敵に洗脳された菊池だった。

22巻の発売が2021年の10月だが、続きが発売されない。

どうしたのかと思っていたら、とんでもない事実が分かった。

旧TwitterのXに作者の夢枕獏が投稿したのだが、それによると2年近く入退院を繰り返し、残りの寿命が短いと悟り、デビューして間もない頃から書き続けている『キマイラシリーズ』だけは完結させたいのでクライマックスの途中だけど、先に最終章を書くと宣言した。

しかし、『闇狩り師』の新作等の同時連載が多過ぎて終わらない。

そして今年の春にようやく完結したからクライマックスの続きを書いているとXに投稿したのだ。

夢枕獏先生には、無理しないで長生きして欲しいものだ。