
折りたたむと手の平に乗ってしまう超小型ヘッドホン
この機種はSONYのMDR-D55、1992年頃から2000年頃まで販売されていた古いポータブルヘッドホンです。
これだけ小さく折りたためるので、専用ケースもかなりコンパクトですね。

当時の販売価格が一万二千円ほどという当時としては高級なヘッドホンでしたが、私はメルカリで訳あり品を4000円で購入しました。

こんなに小さなヘッドホンなのにイヤーパッドが耳を完全に覆います、他社の小型ヘッドホンだとイヤーパッドが耳の上に乗ってしまうのだから、このヘッドホンの設計の巧みさはかなり凄いです。
このヘッドホンもかなり古い機種でイヤーパッド(耳当てクッション)の外皮が劣化してボロボロになっていたので、いったん合成皮革の外皮をガムテープで全部除去して「まつうら工業」社製の布絶縁テープを貼って補修しました。

このテープ、ヘッドホンの合成皮革がボロボロになった時の補修テープとして使いやすいのですよね~


適当な長さに切ったテープを内側から外側に向かって重ね張りし、外側の余った端っこをマイナスドライバーでヘッドホンとイヤーパッドの隙間に押し込んで作業終了、かなり簡単な作業です。
1枚目の写真では足でヘッドホンを固定してますが、実際の作業では片手でヘッドホンを保持しながらのもう片手でテープを押し込みましたよ。



SONY製なので例のごとく右側に赤い印、左側に青い印が印刷されています。
SONYのロゴや機種名はかすれてほとんど判別できません、古いヘッドホンだから仕方ないですね。
3枚目の写真、このヘッドホンは今は無き古い接続規格「マイクロプラグ」仕様なのですよ、出品者さんはマイクロプラグのコードを無くしてしまったので、訳あり品として手放したらしいです。
私は2000年頃のイヤホン用マイクロプラグ仕様コードを2本所有していたので、躊躇なく落札しました(苦笑)

ここで試聴時に大問題発生、ヘッドバンド部分のプラ製部品が経年劣化の加水分解で脆くなり、割れてしまいました。
家にあった二液混合エポキシ接着剤でガチガチに固め、力がかかる部分に結束バンドを巻いて補強。




これで、ようやく使用できる状態になり一安心。
これ以上プラ製部品が傷むのを予防するために、紫外線の当たる屋外では使用せず、ベッドで寝転びながら音楽を聴く「寝ホン」専用機として使う事にします。
音質はと言うと低音はあまり出ませんね、高音は若干弱めだけど綺麗に聴こえます。
一番の特徴は中音域のボーカルが聴き取りやすい事、マッタリとボーカル曲を長時間鑑賞するのに向いている感じです。
音の分離や解像度はソコソコと言った感じ、細かい事を要求しなければ快適な音を楽しめますね。
長文の投稿を閲覧していただき、ありがとうございました🙇
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投稿を表示ヘッドフォンしないのでわかりませんが、イヤホンは使えなくなったら買い替えです😀🍺💦
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投稿を表示僕のヘッドセットはJBLです
んがぁパットが加水分解して
ボロボロになってしまったのですが
ブラックフライデーで売ってたので注文しちゃいましたー