日常生活で幻覚を見ることなど、変なお薬でも使用してない限り、まず無いと思いますが‥
自分は白昼堂々、かなりハッキリとした幻覚を見た事があります。 それは、栃木県でも最難関クラスのクラシックルートと呼ばれる登山道からスタートし、その先の縦走登山ルートに挑戦した時の事です。 今回、具体的な山域とルート名はあえて伏せますが、山中に一泊で行動時間は延べ20時間越え。背丈を超える熊笹の藪漕ぎや、15メートルくらいの、ほぼ垂直な断崖をフィックスロープを頼りに降りるような激ヤバコースです。通常の登山道と違って登山地図に道が載っていない、いわゆるバリエーションルート。必要なのは岩場のスキル、ルートファインディング能力、体力、精神力と‥それまでの自分の登山が問われる、集大成みたいなルート。
異変は2日目に起きました。余りの暑さに予定より早く水を切らしてしまったのです。次の水場までまだまだ先が長い。ペットボトルには1/3ほど水が残っていましたが、飲み干したら詰む‥
何とか騙し騙し歩を進めて行ったのですが、今度は塩分不足で足が吊り始めます。アカン‥水場に辿り着かなかったら●ぬ。すると‥
行く手に、なんとコテージか喫茶店みたいな洒落た建物が見えました。鮮やかな赤い屋根と木の壁‥窓には人がハッキリ見えます。
助かったー!水を分けてもらおう。できればチャーハンも食いたいです! 喜び勇んで駆け出しましたが‥目の前でコテージは見る見る溶け、そこには樹林と青空があるだけ。
直後に、すぐ幻覚と理解しましたが、何より恐ろしかったのは‥自分の目にはハッキリ映ってたんです。
窓の中ではクラシカルなメイド服を来たメイドさんが、長く細い口の銀のポッドでグラスに水を注いでいました。 テーブルには白いクロス、キンキンに冷えてるであろうポッドは無数の水滴がついてて‥
ゾクリとしましたね。幻覚そのものは、極限の山行をする山屋なら、しょっちゅう見ると言います。
ただ自分の目で、ここまでディテール鮮やかで詳細な幻覚を見たのは‥正直、ショックと言いますか、自分自身が怖かったですね。
後にも先にも、幻覚を見たのはこれっきりではありますが。
今回も、画像と文章の舞台は何の関係もありません。
アイキャッチ 北アルプス涸沢カールのテント場。夜明け直前の一枚。
2枚目 奥穂高岳側から見下ろす穂高岳山荘 (自分の影が写ってメッチャ短足に見えますが‥これは急斜面と手前の岩のせいなんですからネ〜だ!)
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よく間違うんですよね どんまい