
私の人生で一番思い出深いナイフ4本
私はヘッドホン&イヤホン好きで、ヘッドホンとイヤホンを複数所有するにわかオーディオマニア(安物&中古限定)ですけど、実はナイフも大好きで沢山所有しています。
今回は私のナイフコレクションの中でも思い出深い物を紹介しようと思います。


まずはコレ、俗に言う「肥後守」ですね、このナイフは「肥後守」という登録商標を持たないメーカーが製造した類似品なので『肥後ナイフ』と刻印されています、かなりの安物ですね。
このナイフは小学生の頃に今は亡き父親から『鉛筆くらいナイフで削れるようになれ!!』と言われて手渡された物です。
学校や自宅にちゃんと鉛筆削り機があるにもかかわらず、あえてナイフをプレゼントしてくれたのは、亡き父親のさりげない優しさだったのかも知れません。
現在、日本国内で本物の肥後守を製造しているのは1社のみ、その他のメーカーは全て「肥後ナイフ」と呼んでいます。
2枚目の写真、虫眼鏡フォトで拡大されている金具は亡き父親が取り付けた物です、本来なら刃の根元の出っ張り「チキリ」を親指で押さえながら使う刃物なのですが、亡き父親は私が指を怪我しないように、チキリ&刃を固定するための金具を自作してくれたのですよ。
私は成人してから本物の肥後守を購入しましたが、この安物バッタもん肥後ナイフは亡き父親の形見のような物、今でも大切に保管しています。
本物の肥後守は↓『永尾かね駒製作所』の製品だけ、類似品の肥後ナイフはホームセンターの工具コーナーで売ってますけど、本物の肥後守はクオリティーが大違いです、欲しい方は是非とも本物の肥後守を購入してください。
……まあ、安物の肥後ナイフにも切れ味が良い製品がありますけどね(苦笑)

次に紹介するナイフは私が中学生になった時に亡き父親がくれた物。

このフォールディングナイフ(固定機能付き折りたたみナイフ)、これも安物のノーブランド品です。
このナイフ、一般的な刃物鋼である「440」ではなく比較的軟らかい鋼材「420」が使われています。
素材が軟らかいから刃の減りが速いのが難点ですが、軟らかい素材だからこそ研ぐのが簡単で、ナイフ研ぎの初心者に渡すのに最適だったと思います。
これも亡き父親のさりげない優しさだったのでしょうね。

これは高校生の頃に入手したシースナイフ(鞘付きナイフ)、ドイツのゾーリンゲン製、刃の根元に『ROSTFREI SOLINGEN』と刻印されています、柄の部分が鹿の角で出来ているので見栄えが良いですね~
このナイフ……実は未成年である私に刃物屋の店主さんが売ってくれた物なのですよね〜、これがバレていたら店主さん警察沙汰になっていましたよ(苦笑)
夏休みのある日、某所にあったナイフ専門店のショーウィンドウにへばりつくような感じで私がこのナイフを長時間見つめ続けていたら、人気が無い時間帯を見計らって店主さんが声をかけて来ました。
店主「ボウズ、何歳だ?」
私「16歳です」
店主「…まあいいか、ボウズ、お金はいくら持ってるんだ?」
私「6000円あります」
店主「その金額で売ってやる!!、他の連中には内緒にしろよ!!」
……という感じで売ってくれました、たぶん売れ残りの在庫処分をすると同時に、私が見つめる姿を哀れに思ってくれたのが売ってくれた理由だと思います。




このシースナイフは釣具屋で買った安物、亡き父親の荷物持ちとして海釣りに一緒に行くようになった頃に亡き父親から手渡された物です。
海釣りで魚を絞めたりさばいたりしたので、海水に腐食されてかなり痛んでいます、サビッサビです(笑)
4枚目(最後)の写真は私が加工したプチ改造部分、本来は鞘の上側にビニール素材のループが付いていて、腰からプラプラとぶら下げる構造になってました。
私はプラプラするのが嫌だったので、ループ部分を一部カットして鞘の内側にネジ止めし、腰に完全に固定出来るように加工しました、プラプラ揺れるのは意外と邪魔だったのですよ。
毎度の事ですけど、長文の閲覧をしていただき、ありがとうございました🙇
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投稿を表示「鉛筆くらいナイフで削れるようになれ」は昭和の父親が言う決まり文句なのでしょうか?
私も言われました。
うちの父はナイフで鉛筆を尖らせるのはめちゃくちゃ上手ですが、私は下手っぴのままです。
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投稿を表示思い出がたくさん詰まっているのですね。自分の事でもないのに、目頭が熱くなってしまいました。私ももう少し父との時間を・・・
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投稿を表示電工ナイフを持っていましたが、、、カッターナイフの方が使いやすかったので、、、何処かに行っちゃいました😱💥💦
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投稿を表示肥後守は子供の頃に竹細工をする時に重宝しました😅
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投稿を表示書き込まずにはいられない…
リュウイチサカモトのデビューアルバム収録の
千のナイフは毛沢東が率いたゲリラ部隊が山賊となって潜伏した
井岡山…中国の湖南省と江西省の境にある山
そのアルバムのライナーノーツの内容が怖すぎます