あらひする
2023/08/06 02:01
石川県七尾市 石崎奉燈祭
七尾市石崎町は、活気溢れる漁師町。かつては、石崎八幡神社の納涼祭で、京都祇園祭の流れを汲んだ山車が繰り出されていたが、度重なる大火に見舞われ中断を余儀なくされたらしい。明治22年、山車に代わり、網すきの口添えで奥能登から古い『キリコ』を移入して再興したものが現在に受け継がれているそうで、大漁祈願や五穀豊穣はもとより火を恐れ鎮める神事としたことから奉燈と呼び、平成7年まで京都祇園社の例祭日にあたる旧暦6月15日に行われていたそうです、現在は、8月第一金曜、土曜に行われています。
『サッカサイ、サッカサっサイト!』と威勢のいいかけ声が響き渡る中高さ12~15m重さ約2000㎏からなる6基の奉燈が練り歩く様は、圧巻です。1基100人程で担ぐのだが息ぴったり統制ぶりも見事。キリコの大書と武者絵が夜には幻想的で狭い町中を練り歩き、クライマックスは、堂前広場での奉燈の乱舞共演は、興奮も最高潮に。
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