限定解除の試練①の続きです。 今回から少し過激な描写や表現が含まれますが、当時の時代背景も考慮してお許しください🙏
限定解除試験において、首がねじ切れんばかりの後方確認や、完璧なタイミングでウィンカーを出すのは当たり前。1つでもミスれば促アウト。
ですが本当の難関はS字、クランク、8の字旋回、波状路、1本橋、スラロームといった、ほとんど曲芸みたいな課題をハイパワー重量車でやらされる事。しかも美しくスムーズにこなさなければ、合格点はもらえません。
更にこれら課題に入る前に、制限速度 60km/hで走る外周路があるのですが バイクの後ろに赤ランプが付いてて、 60キロを超えると点灯します。

外周路でこの赤ランプを点灯させないと促アウトになるんです。 制限速度60キロのコースで60キロ超えないとアウトと言う不条理‥初めて試験を受けるライダーの多くが、ナナハンのパワーにビビり散らかしてアクセルを開けれず、このワナにハマります。事前偵察でそれを知り尽くしてた自分は、外周路はとにかく元気良く加速!
VFRに跨って緊張のスタートを待つ間にヘルメットの中で 「元気良く加速、元気良く加速‥‥ 逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」と呟いておりました。
スピーカーからスタートの号令。 スタートで少しフロントが浮いた気がしたけど、お構い無しにグングン加速。2速で引っ張り3速にシフトアップする所でスピードメーターを確認すると‥針はなんと100km/hを超えてる!しかも目前に迫る第二コーナー!
ここからはもう、峠と湾岸の走りで身体に染み込んだ技が勝手に繰り出されました。 後輪を浮かせながらフルブレーキング。続いてフロント荷重で立ったキャスターを生かし、コーナーへクイックにダイブ。バイクを限界まで傾かせ、絶妙なアクセルでトラクションを掛けてコーナーリングの姿勢を安定させる。ステップをカリカリとアスファルトに擦りながら遠心力に逆らうガードナー張りのハングオフで、コーナーをギリギリ無事に抜けて‥
ここで一回目の試験は終わりました。 スピーカーからは「おまえ、何やってんだー!」と罵声が聴こえて中止。 スタート位置に戻ってからも 「わざとか?なあ、わざとやったんだろ?試験場でハングオフとか始めて見たわ!君みたいな人に限定解除させられないから‥」と、他の受験者の前でグチグチグチグチ‥
ぐぬぬ‥悔しさを必死に堪えましたが、心の中ではこう思ってました‥

意気消沈して、トロトロとTZRで帰る途中、ふとバイク屋のオヤジに愚痴りたくなり、店に寄ることにしました‥ そしてこの後、ついにバイク屋で運命の出会いを果たすのです。
つづく
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示面白いw面白すぎるw
突っ込ましてもらえるなら!
いやいや外道は貴方ですからww
と言いたいw
3を、楽しみに待ってますw
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示レインボーモータースクールは雑誌に出てたから地方のライダーは憧れだったのでは。
メリハリのある運転やら無茶苦茶な要求は軍隊みたいな環境でしたね。