聖ゲオルギウスと羅針盤。⑶
伝説:竜の退治
伝説の成立は11世紀から12世紀頃のジョージアといわれている。
カッパドキアのセルビオス (Selbios) 王の首府ラシア (Lasia) 付近に、毒気は振りまく、人には咬み付く、という巨大な悪竜がいた。人々は、毎日2匹ずつの羊を生けにえにすることで、何とかその災厄から逃れることとなったのだが、それが通用するのはそんなに長い時間のことではなかった。羊を全て捧げてしまった人々は、とうとう、人間を生けにえとして差し出すこととなった。そのくじに当たったのは、偶然にも王の娘であった。王は城中の宝石を差し出すことで逃れようとしたが、もちろんそんなものでごまかせるはずはなかった。そのかわりに8日間の猶予を得た。
そこにゲオルギオスが通りかかった。彼は毒竜の話を聞き「よし、私が助けてあげましょう」と出掛けていった。
ゲオルギオスは生贄の行列の先にたち、竜に対峙した。竜は毒の息を吐いてゲオルギオスを殺めようとしたが開いた口に槍を刺されて倒れた。
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投稿を表示死中に活あり💥😀🥤👍
何処にも同じ様な話があるんですね😀🥤👍
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投稿を表示禁止用語が多かったらしく(笑)TORQUESTYLEの異端児〜〜🤬🤬🤬🤬🤬