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『落下の王国』は2007年に制作された映画で、1910年代の米国で脚を失い入院中のスタントマンの男が、同じく腕を骨折して入院中の少女に物語を語り、それに合わせて美しい映像が描かれる作品だ。

過去に映画館で観たしBlu-rayソフトも持っているのだが、スクリーンで観るのは最後だから観に行ったのだが、4Kではなく2Kでの上映だと知ってガッカリした。でも普通に綺麗だった。

次は『果てしなきスカーレット』

細田守監督の新作で簡単に言うと女性版『ハムレット』で、死者の国を舞台に16世紀のデンマークの王女と現代日本の看護師の青年の二人が父王を◯した叔父と部下を相手に闘いを繰り広げるという作品。

細田監督の過去の作品は「脚本を書き直せよ」と毎回のように思いながら観ていて、今作では上映初日からSNSで酷く書かれているから期待しないで観たのだが、正直言って素直に面白かった。監督の最高傑作だと思う。