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2025/07/27 07:32

聖ゲオルギウスと羅針盤。⑷

殉教

 

ゲオルギオスは異教徒の王に捕らえられ、鞭打ち・刃のついた車輪での磔、煮えたぎった鉛での釜茹でなどの拷問を受けるが、神の加護によって無事であった。

王は異教の神殿でゲオルギオスに棄教を迫るが、ゲオルギオスの祈りによって神殿は倒壊する。しかも、王妃までもがゲオルギオスの信念に打たれキリスト教に改宗しようとしたため、自尊心を傷つけられた王は怒りに駆られた。

王妃は夫であった王の命令によりゲオルギオスの目の前で見せしめとして殺されるが、命が尽きる間際「私は洗礼を受けておりません」と訴えた。ゲオルギオスが王妃の信仰の厚さを祝福し「妹よ、貴方が今流すその血が洗礼となるのです」と答えると、天国を約束された王妃は満足げに息を引き取ったと言う。

ゲオルギオス本人も斬首され、殉教者となった。

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2 件の返信 (新着順)

宗教とは時に恐ろしい💥😀💦🥤


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2025/07/27 09:21

恐ろしいですかね?ワタシ達の暮らしの中にも、しっかりとドッシリと根付いてますよ。日本でも、同じ仏教同士の宗派とか、対象の解釈・尊敬(そんぎょう)の形や方法の違いが対立を生んでいますし。宗教が〜って一括りにしてしまうと、視点や思考が固定されてしまう恐れが。本質的な事が大切だと思っています。職業とか身分とか階級が人を支配していた時代(勿論それだけではありませんが)なので、神と言うものを見る眼差しも今の時代とは乖離しているように思います。

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2025/07/27 07:37

様々な国と言語と文化と時間、空間を超えるものとは。普遍性とは。人の心の羅針盤とは。