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イワナ
2026/01/09 23:54

ニッカウヰスキーの話し

だいぶ前の話しですが、ニッカウヰスキーの生産機械を設計した事があります。

当時、ジャパニーズウイスキーのブームが起こり、ニッカやサントリーの高級銘柄が投機対象になり、竹鶴25年などはネットオークションで百万円近い値を付けるなど、幻の酒となっていました。シングルモルトの「余市」「宮城峡」または「竹鶴」のノンイヤー物などは軒並み店頭から姿を消して、稀に入荷しても転売ヤーの餌食に‥

新規の設備投資計画が持ち上がり、機械メーカーと設計会社を通して、仕事が回って来た背景には‥慢性的なウイスキー不足を解消して生産量を上げ、多くの方にウイスキーを飲んで欲しいという熱い願いがあったのだと思います。

打ち合わせで何度かニッカの宮城峡蒸留所や工場に足を運んだのですが‥ウィスキーメーカーの蒸留所や工場は何処も自然豊かな森の中にあり、レンガ造りの建屋とウィスキーの甘い良い香りに包まれていて、まるで時間がゆっくり流れているように感じました。

設備が納入されて数年経った頃に近所の酒屋に竹鶴(ノンイヤー)が定価で入荷‥余市も宮城峡も店頭に並びました。もちろん買って帰り、増産を喜んで一人で祝杯をあげたのを覚えています😹🥃

それからずっと、ジャパニーズウィスキーはニッカ党です。

 

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5 件の返信 (新着順)
ぽんた
2026/01/10 20:08

私、母親が余市の出身で、果樹園やってる親戚もいて、何年か前に訪れたときに、ニッカの工場を見学しました。その工場の生産設備を設計されたのですね。素晴らしいお仕事をされていると思います。かなり前に、余市のシングルモルトが、並み居るスコットランドの銘柄を抑えて世界一の称号を獲得したときに、誇らしかったのを思い出しました。私もそれからニッカ党です。余市自体が海あり山ありの豊かな自然と、なにかゆったりした雰囲気の町だったのを覚えています。あのような環境も大きな影響を与えているのでしょうね。


イワナ
2026/01/10 20:53

ニッカウィスキー創業者、竹鶴政孝の念願だった余市蒸留所。余市が育む水、気候、人‥あらゆる要素がウィスキーを作るのに最適だったのでしょうね。「余市」は時折、仕事が一段落した時の自分へのご褒美に買います。シングルモルトの良さを凝縮したような本当に美味い酒だと感じましたし、世界一になったのも納得。自分の中では必ずストレートで飲みたい特別な酒です。
ニッカ好きを標榜するなら、自分も一度は行きたい蒸留所です👍️
素晴らしい故郷をですね。

ぽんた
2026/01/10 22:23

いいウイスキーはやはりストレートに限りますね。余市は、海が近くて、
塩気を含んだ風がスコットランドの蒸留所に条件が似ていると聞いたことがあります。母の生まれた土地ですが、初めて行ったときになぜか懐かしさを感じました。そういえば街中に宇宙飛行士の毛利衛さんのお名前がありました。あの方も余市出身なんですよね。
ニッカといえば、何年か前に限定で発売されたHI-HI-NIKKAというウイスキーがめちゃくちゃ美味しくて、再販を待っているのですがとんと話を聞きません。そんなに高くなかったし、また出てこないかなぁ…。

イワナ
2026/01/11 15:05

ハイハイニッカは飲んだ事ないのですが、今でも、たまに通販で見かけますね。プレミア価格になってますが‥ハイニッカ自体が美味いブレンデッドですから、より美味いのかなと想像してしまいます。
モルト/グレーンのブレンデッドは安めなのでモルトの格落ちみたいなイメージがありますが、モルトとまた別の美味さがありますよね。ニッカだとフロムザバレルとカフェモルトが好きです。
最近出たフロンティアも美味いのに破格値でイケてます👍️

ぽんた
2026/01/11 15:52

フロンティアはまだ試しておりませんでした。飲んでみようと思います。いい情報をありがとうございます。

にしもん@50s pro バッジ画像
2026/01/10 10:02

丁度再放送でマッサンやってますね😀✨

あの朝ドラ見て安いウイスキーとブレンドしたりして何とか安く美味くならないか真似したのを覚えてます😀👍


イワナ
2026/01/10 11:46

マッサン見ると、原酒ブレンドやってみたくなりますよね。
複数の熟成樽からブレンドして、ウィスキー銘柄毎の香りや味を安定して出す‥神業です😃
ブレンダーの方、凄い👍️

RONBOW
2026/01/10 09:21

朝ドラ「マッサン」を見て、🥃余市に工場見学に行ったことあります😊
ウイスキーの琥珀色とスモーキーな薫りがバーナーで🔥炙って焦がした樽での熟成とはそこで知りました😅


イワナ
2026/01/10 11:36

マッサン、自分も仕事受けてから勉強の為に全話視聴しました。本当に良いドラマでした。戦時中に敵性国だったイギリス人の奥さんを守るエピソードには泣けました。
実は‥余市蒸留所ではありませんが、その樽の内側をバーナーで炙る工程を自動化した機械が、自分の設計担当でした。横倒しの樽をクランプ掛けて回しながら内側を炙る‥最後はもう樽内が火事かってくらい燃えるので散水して自動消火。見学された通りの派手な工程ですね。蓋を閉める樽の口元が炭化しないようリングカバーしたり‥あまり詳しくは書けませんが、何しろ周囲温度が異常に高くなるので普通の機械よりだいぶ苦労しました。
でも、見た目派手な工程なので見学者ルートの目玉にもなってましたね。ライン稼働後、一般見学ツアーに参加してみたのですが、樽焼きマシンの前で大勢の人が足を止めて見てくれて、何だか嬉しくなりました☺️

RONBOW
2026/01/10 12:32

コメントありがとうございます😊
そのような仕事に携わったのですねスゴい!
余市の蒸留所ではちょうどタイミングよく🔥樽焼きのデモンストレーションを観ることができました
正にジェットエンジンかッていうように樽から🔥炎を吹き出していました😱
その当時は今ほどのウイスキー人気がありませんでしたのでお土産に購入できました。
いつからハイボールが流行りブームになったのか分かりませんが、国産ウイスキーが人気で新酒を作っても数年寝かさなければならないとのことで販売がストップしたためプレミアが付いてしまいましたね😮‍💨

マンボウ バッジ画像
2026/01/10 01:15

良い話ですね〜

現場の皆様のお陰で私達消費者は適正価格でお酒が飲める、その努力には頭が下がりますよ。

それにしても……転売ヤー許すまじ!!😡


イワナ
2026/01/10 01:41

私も消費者の一人であり、メーカーとそこで働く人の情熱で美味い酒が適正価格で飲めるんですね。
設備投資が掛かり、熟成に時間が必要なウィスキーとは、そういう物なのでしょう☺️
転売ヤーでも特に許せなかったのは‥コロナの時にトイレットペーパーが12ロール1万円とかで転売されてるの見た時ですね。「こいつ、ペーパー切れでワシのケ◯が拭けなくなったらどーしてくれようか💢」と😭

森の音楽家 バッジ画像
2026/01/10 01:06

いいお話ですね。醸造所の樽の中でフツフツとおしゃべりしながら琥珀色の液体が熟成されていく。その樽の中のおしゃべりに耳を傾け、熟成されていくウイスキーの甘い香りに包まれて過ごす時間―
想像しただけでも、悠久に身を任せた贅沢な時間、正に至極の刻ですね。

しかも、その酒造りにご自分が関わっていればこそ、一層愛着も湧くというもの。出来がよければなおのこと小躍りしたい心境かと。

素敵な話をありがとうございました。


イワナ
2026/01/10 01:23

恥ずかしながら、この仕事を受けるまでウィスキーにまるで造詣が無かったんですよ😹
むしろ、学生の頃に友人のアパートで飲んだメーカー不祥な模造粗悪品のせいでトラウマになるくらい嫌いでした。
ところが、ストレートで本物を飲んでみると「こんなに美味い酒があったのか」と😁
私の担当した工程は微々たるものですが、それでも時が経って入手し、飲んだ時は嬉しかったです☺️

森の音楽家 バッジ画像
2026/01/10 03:51

本当の価値を知らず、単なる「換金可能なモノ」としか見ることのできない輩(転売ヤー)を見掛けた時には、言葉は悪いですが、唾棄すべき者と思ってしまいます。それを世に送り出すまでに関係者達がどれだけ苦労し、解決策を求めて努力してきたかを考えようともせず、他者への敬意の欠片すらも感じられない態度に、憤りを感じるからです。

本当にいい加減、そんな心ない行為がなくなってほしいと心の底から思いますね。作った人たちのためにも。

イワナ
2026/01/10 12:00

全くその通りだと思います👍️
転売ヤーには転売ヤーなりの理屈があるのかも知れませんが‥本当にその商品の価値を知ってて使いたい、飲みたいと思う人に行き届かないのは長い目で見てメーカーの為にもなりません。品薄を利用して買い占め、市場の渇望感を利用して値段を釣り上げる‥そんな浅ましい人間ばかりになったら、日本は終わると思います。