避難小屋の不思議体験②の続き
‥入道雲が湧いて来たかと思うと、山小屋周辺はあっという間に黒く分厚い雲の中に突入。滝のような激しい雨が降り、夜みたいに暗くなった小屋の中に急いで避難して、夕食を食べながらやり過ごす事にします。
ウィスキーを詰めたスキットルをちびちび飲みながら、登山用の偏光サングラス掛けて窓越しにカミナリの観察。 下界だと「ピカッ‥‥ゴロゴロ‥」な雷が、山頂付近だと、光ると同時に 「ドオォーーンッ!!バリバリバリ!」と耳をつんざいて、物凄い迫力です。 しかも、稲妻がほぼ目と同じ高さの至近距離で横に走るんです! その心境はほとんど、天空の城ラピュタで龍の巣に突入するパズー。 ただひとつ‥背中のシータが居ないのが残念です。
1時間ほどカミナリに見惚れてるうちに、酔いが回って来て疲れもあったのか‥いつの間にか寝入ってました。
ああ、そうそう。自分はカミナリとか心霊とか全然怖いと思わないし、霊感もありません。 そうでないと1人で山奥の無人小屋など泊まれませんしね。
次に起きたのは夜中の2時過ぎ‥変な時間に目が覚めました。目が冴えてしまい、スマホの登山アプリにダウンロードしておいた登山地図を眺めながら、ふと思いました。
「この小屋から半径5キロくらい、民家も旅館も無いのか‥てことは、10キロの円内に人間は俺1人‥」携帯の電波も届かないこんな所で、もし何かあったら助けを求める事も出来ない‥
そんな考えが頭をよぎった時、突然小屋のドアがギイィ‥と開く音が聞こえました。
その④に続く
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