TORQUEトーク

2026/09/03 19:50

「遠くへ ~幼馴染の二人遼と澪 二人がつぐむ愛の詩~」


第二部:研鑽の章 — 遠い空の下で


東京の眩いビル群の中で建築を学ぶ遼と、静かな工房で土と向き合い続ける澪。

二人は滅多に逢えず、「寂しい」という言葉も口にしなかった。

それは強くなって誇れる自分で再会するための、互いへの静かな約束だった。


遼が送ったスケッチブックを糧に、澪は公募展で『遠つ風』という大作を完成させ、見事入賞を果たす。ギャラリーに駆けつけた遼と、作品の前で再会を果たした澪。

三年の歳月は二人を遠ざけるどころか、その絆の足元をより強固なものにしていた。

「遠くにいても、ずっと一緒に作ってきた気がする」

それぞれが己の道を歩み、プロとしての芽を咲かせ始めた二人の歩調は、

遠く離れた空の下でたしかに重なり合っていた。

3件のコメント (新着順)
やまのきのこ
2026/09/04 07:03

 かくありたい…。

貸枕考古 バッジ画像
2026/09/03 20:48

舞台は、今のスマホや携帯電話、古くはパソコン通信の無かった頃のお話しでしょうか。

太田裕美の『木綿のハンカチーフ』のようにはならなくてよかったです。

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退会したユーザー
2026/09/03 20:12

栃木県に益子町という、陶芸の町があります。茨城県との県境近くにある山間の町。益子焼の名前で有名ですが、いくつもの窯元、陶芸作家のアトリエがあって、のどかな風景の良い所です。
年に一度くらい、皿やお猪口、コーヒーカップを買いに行くのですが、その時に見学した陶芸作家のアトリエが、今回の挿絵にそっくりでした。
陶芸に纏わる長距離恋愛‥
どうなって行くのか、楽しみです。