TORQUEトーク

2026/05/06 11:12

避難小屋の怪異④

‥深夜に開く入口の音。緊張が走りました。道迷い?遭難者?だったら救助しないと。

ちなみに、避難小屋というのはいつ、誰でも入れるように入口の扉はノブでなく棒状の取手、もしくは埋め込み取手が普通。内側からも鍵が掛けられない仕様です。

でも、人にしてはおかしい。ヘッドライトの明かりも点いてないし、中に入ってくる様子も無い‥

枕元のヘッドライトを手に取り、入口付近を照らしましたが、誰もおらず扉は閉まったまま。確かに開く音がしたのに‥動物かもと思いましたが、いくらノブが無くてもスライド扉を動物が開けられるのか?(スライド式だったかはちょっと記憶が曖昧)という疑問‥

意を決してヘッドライトを頭に装備し、手にフォールディング解除したガーバーの登山ナイフを構え、外に出てみました。雨は上がっていましたが、ヘッドライトで樹林を照らしても何も見えません。

ふと空を仰ぐと満天の星と折れそうな三日月。息を飲むような美しさに、何か宇宙に吸い込まれそうな錯覚を覚え、しばらく空を見つめていました‥まるで狐か狸に化かされた気分です。

 その後いくら夜空を見つめていても、飛行石のペンダントを付けた女の子は降って来ませんでしたが。

翌朝、ずっと気になっていた特級呪物サイン帳の、例の書き込みの下に   「さっさと別れて次の人!男は星の数ほどいますよ‥ボクとかね!」    と書き添えておきました。自分の考え過ぎかも知れませんが、それならそれで良いのです。

草露対策にゲーター履いてモンベルのクルーザージャケットで準備を整えグレゴリーのザックを背負って準備万端。   快晴の中「うん、いい天気だッ!」と天に九十九(ショートピースという大友克洋オムニバスアニメの中のひとつ)の職人ばりの挨拶をして‥     

朝露の光る晴天の登山道を根名草山、日光沢温泉方面に向かって歩き出しました。

エピローグにつづく


今回、ガチの心霊オチを期待していた方が居たら、申し訳ない!         自分は霊感ゼロなので、まあ‥こんなもんです。どちらかと言うと、山で現実に怖いのは見ず知らずの人間ですね

2件のコメント (新着順)
Fēi's D
2026/05/06 18:46

イワニャンは"アン💛"な事や"コン🦊"な事を妄想しているうちに怪異なんてどこへやら。
気付けばすっかり朝になっていると思います。


イワナ
2026/05/06 18:58

残念ながら、山奥は電波が繋がらないから、〇〇動画は見れんのよ💧
事前ダウンロードもしない👍️
滑落してもしもの事があった時、遺品で家族に渡されたスマホ内が〇〇動画満載とか、恥ずかしいやろ💦というか、どうせ疲れて爆睡や。

でもauは結構、山岳に強い方で北アルプスや尾瀬とか有名どころでは、繋がりやすかったぞ😺

Fēi's D
2026/05/06 19:35

別の意味で"超ビビり"なのね?
あんなのやこんなのをお守り代わりに入れちゃえ!
何があっても絶対にスマホと一緒に帰れるよ。

やまのきのこ
2026/05/06 19:44

 はい!有り難うございます。

イワナ
2026/05/06 19:55

そりゃ何としても、生きて帰らんと💧

やまのきのこ
2026/05/06 15:49

 超ビビりな私は、これだけで山泊出来そうにないなぁ~。当分、日帰り専門でいこっと…。


イワナ
2026/05/06 16:12

一度山泊してしまうと、多分平気になりますよ👍️
コツは自分も闇に溶け込み、怪奇現象の一部になってしまう事です😺

‥と、偉そうに言ってますが、自分も初めての時は怖くてガクブル。寝袋の中でシクシク泣いてました💦