TORQUEと街歩き~その時~ 4
翌朝、窓から差し込む柔らかな秋の光で目が覚めた。
淹れたてのコーヒーをマグカップに注ぎ、リビングのテーブルに目をやると、昨夜そのままにしてあったプラモデルの箱が静かに朝の光を浴びている。
「さて、始めますか」
軽く伸びをして椅子に腰掛け、愛用のニッパーとデザインナイフを手に取る。
子供の頃は夢中で組み立てるだけで精一杯だったが、今の自分には時間をかけてじっくりとディテールに向き合う楽しみがある。
パーツをランナーから丁寧係に切り離し、カッターでゲート跡を整える。無心で手を動かしていると、頭の中の雑音がスッと消えていくのが心地いい。
ふと、作業の手を止め、窓の外に目をやった。

秋晴れの空は高く澄み渡り、吹き抜ける風にはどこか遠くへ誘うような爽やかさがある。
この相棒をポケットに放り込んで、またどこかの山や川へ出向くのも悪くない。
川面をかすめる風を受けながら、渓流のポイントにルアーを撃ち込むあの緊張感と高揚感が、ふと胸の奥でよみがえった。
「山もいいし、川もいい……それに、そろそろあそこへも行きたくなる頃だな」
那珂川の水面をゆったりと泳ぐピラルクーの姿や、地元の水族館で眺めた淡水魚たちの涼しげな横顔が脳裏をよぎる。
次の休日は、少し足を延ばしてみるのも面白そうだ。
組み立て途中のパーツをそっと卓上に置き、ふと手元のTORQUEを持ち上げる。
画面を立ち上げると、そこには昨日の街歩きで撮った野草の写真が残っていた。
頑丈なフレームに触れるたび、街から自然へ、過去から現在へと繋がる自分の時間軸がしっかりと整えられていくような気がする。
季節は確実に移り変わっていく。
次はこのタフな相棒と、どこへ向かおうか。考えるだけで、胸の奥がほんのりと熱くなった。
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投稿を表示頑丈な、フレーム
タフな相棒👍
いよいよ、秋シーズンですね!
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投稿を表示住まいを都会から、自然豊かな地方へ。
インドアな趣味、アウトドアな趣味と、やりたい事を時間を掛けてじっくり取り組む。
そして、手元には必ずTORQUEがある。
書きなぐって、流されて行ったワイの稚拙な記事の内容も、姉さんよく覚えてくれてる‥
なんかまた、なかがわ水遊園行きたくなりました。
しばらく天候不順だし、平日の空いてる時に行ってみようかな😺