TORQUE STYLE

チャット

2024/07/07 00:58

AndoridAutoが繋がらない件につき、原因と対処方法が概ね解りましたので報告します。(長文で失礼します。)
最終確認は現在、TOYOTAに依頼中です。

対処方法
車側(Navi側)のデータ通信コネクタ部分(おそらく、Type-Cになってるはずです。)にType-CからType-Aの変換アダプタを付けます。この際にこのアダプタが、USB3.0以上の規格でないとダメです。
そして、片側がUSB Type-A、もう片側がUSB Type-Cで、通信規格がUSB3.0以上(自分が実験したのは、Type-C側がUSB3.1GEN2のもので実験)の50㎝以下のケーブルで繋ぎます。(ケーブルが一定以上の長さになるとケーブル内の通信速度で挙動がおかしくなることが確認できました。50cmで実験すると、完璧に安定しました。2m以上のものだと不安定になることは解っていますが1mなら大丈夫ということまで検証できていません。)
この際に、変換アダプタは車側(Navi側)で、必然的にケーブルのUSB Type-Aが車側(Navi側)になり、スマホ側がUSB Type-Cになります。
これで、自分のTOYOTA アルファード40系純正Naviと知人のプリウスXVW60の純正Naviでは、走行中でも正常作動しました。
自分のアルファードでは、AndoridAuto起動状態で2時間程度走行しましたが、不具合は発生せず、Spotifyの音楽もノイズ等もなく、Googleマップも正常作動しました。

原因
G兄さんが書かれている様に、スマホとNaviのホスト権限の奪い合いが原因です。
したがって、OTGケーブル(A-Cケーブル)を使うことによって、Navi側にホスト権限を固定することで解決できます。

他のTORQUE以外のスマホ(iPhoneは除く)でも、同様の現象が起こっていますが、これも概ね原因が判明しました。
まず、スマホのCPUの性能がNavi側よりも、圧倒的に劣っているとAndoridAutoの起動がNavi側で先に発生します。追随して、スマホのAndoroidAutoの起動が完了します。
この場合、普通にAndoridAutoが起動したかに見えますが、データ通信が一定量を超えると、やはり、どちらがホストか解らなくなって、挙動がおかしくなります。そこで、ケーブルの抜き差しなどをすると、繋がらなくなってしまいます。
TORQUEG05以前のモデルで最初はつながっていたのに、いつの間にか繋がらなくなったというのはこれが原因です。
この場合、スマホ側のAndoroidAutoのキャッシュデータとユーザーデータを「設定」→「アプリ」からAndoridAutoを探して消去して、Navi側も再起動して繋ぎ直すことで元にもどりますが、やはり、一定データ転送量を超えると挙動がおかしくなり、使えなくなります。

次に、皆さんがよく起こっている現象で、一瞬、スマホ側もNavi側も認識はするけど、AndoroidAutoが起動するに至らないで、認識したりしなくなったりを繰り返すという現象です。
これは、NaviのAndoroidAutoの起動中にスマホのAndoridAutoが起動を始めてしまい、双方の起動中にホスト権限に奪い合いを始めてしまします。
そうすると、認識するしないを繰り返すという現象が生じ、一定回数を超えるとNavi側に「AndoridAutoが接続されませんでした。」というメッセージが出ると思われます。
また、この状態だと、一応、スマホが充電されている様に見えますが、実際には接続と非接続を繰り返しているので低速充電になり、さらに、AndoridAutoの起動を繰り返すのでスマホが過熱したり、充電の消費量が大きく、充電速度よりも消費速度が上回っている様です。これは、スマホの電池を劣化させるし(TORQUEは電池交換が容易にできますが)、スマホそのものへの影響もあるので、この状況は放置しない方が良いと考えられます。

そして、全く反応しないというパターンです。
これは、Navi側とスマホ側が完璧にAndoridAutoの起動が同時に起こると、ホスト権限の奪い合いすらできずに、双方認識しないという形になります。

6月26日に掲載させて頂いた通り、A-Cケーブル(OTGケーブル)で、かなりの確率で繋がるが100%ではないと書きましたがその原因も特定できました。
まず、自分の使っていた変換アダプタ、A-CケーブルともにUSB2.0の物を使っていました。この場合、一定の通信量を超えるようなことをさせると、通信速度の問題でGoogleマップがついてこれなくなったり、音楽にノイズが入ったりします。

実際にNaviではなく、パソコンにAndoridAutoのテストモードを入れて(これは普通にはできないので、真似はしないでください。また、決して、スマホのAndoroidAutoのプログラムを書き換えたりしないでください。責任は取れません。)、C-Cケーブルで繋ぐと、ホスト権限の奪い合いを始めます。これはパソコンにホスト権限を与えることで、正常作動ができるようになりました。パソコンだから、できるのであって、Naviだと自分でいじれないので、ここまでが限界でした。
おそらく、多くのNaviはOSがLinuxでその上にAndoroidAutoを起動させていると考えられます。自分がPCで行ったのはWindows上にAndoroidを立ち上げて行ったのですが、おそらく、条件は一緒なので、ホスト権限の固定と通信速度の確保ができれば、解決します。

一応、このことをTOYOTAに話して、実際にそうなのかを確認して貰っています。

もっとも、これが原因だとすると、Naviメーカーや車メーカー、スマホメーカーもキャリアも誰も悪くないので、どこのサポートにお願いしても直せないということになります。
結局はGoogle社が改善してくれないとということになりますが、NaviがLinux上で動いていると、そこはGoogle社も手が出しにくいのかもしれません。

5件のコメント (新着順)
森の音楽家
2024/07/08 14:08

詳細な報告並びに有益な情報提供本当にありがとうございました。

時間はもちろんのこと、粘り強く各部分を細かく点検されたその熱意には頭が下がります。

「あいたく」さんがたどり着いた原因と解決策によって救われる方はかなりおられると思います。改めて、感謝申し上げます。

かんち
2024/07/07 12:30

粘り強く調査していただいて、また、共有していただいてありがとうございます!
とても有益な情報ですね!
共有いただいた情報を元に自分でも調べてみたのですが、確かにgoogleの方で具体的に使えるUSBケーブルとしてあげられているものはA to Cのものだけですね。。。
また、長さの指定まであるのですね。
https://support.google.com/androidauto/answer/6348190?sjid=9505541088763364307-AP#usb&zippy=%2Ccheck-your-usb-cable
今回の調査で他の困っている方々がかなり助かると思います。
本当に素晴らしい!過去一でTORQUE Styleがあってよかったなー、と思いました。

ケーブルの長さ情報ありがとうございます!!

報告ありがとうございます。
まとめると、
・OTG変換ケーブル使ってホスト権限を明確にさせる。ホストはナビ側でもスマホ側でも良い。
・USBケーブルはUSB規格3.0以上で1m以下のものを使う。
と言うことでしょうか。

GoogleのAndroidautoの説明でもUSBケーブルについての記載がありますが、今ひとつ不明瞭でした。これを機に自分もAndroidautoを使ってみようかと思います。


あいたく
2024/07/07 14:38

ホストはNavi側には設定して下さい。

ありがとうございます

なる程〜😅☕奪い合いが始まるんですね❓ブルートゥースで繫ぐときはやはり同じように権限の奪い合いが始まるから認識しない又はうまく動作しないんですかね😱⁉️
iPhoneのCarPlayでも同じ様になるんですか❓
googleマップとかは本体で見てるのでandroidauto使う事は無いんですが、使える機能が使えないのは困りますね💧

トヨタ以外でも同じ様になるのか気になるポイントですね😅☕


あいたく
2024/07/07 14:40

iPhoneは実験できる物を持ってないので解りません。いずれ、判明次第、解答させていただきます。

宜しくお願いします🍺😀✨