5Gの音量ボタンが壊れて悶々としていた頃に見た夢の思い出。（過去の投稿を再構成しました）

作業台の上には先端が妙な形のドライバー。それと5G。いつの間にか手にはドライバーが。側面のネジにドライバーの先が吸い寄せられて行く。

ネジとドライバーはシンデレラフィット。なめないようにゆっくりドライバーを左回転させていく。いつの間にか側面のカバーが外れ本体の傍らに置かれていた。

カバーの内側と剥き出しになった本体側面は、埃の様なもので汚れている。音量ボタンの故障はこれなのか？意識の向こうで掃除しなければとボンヤリと思う。

カバー内面は複雑な形だ。スイッチボタンは薄いフィルムで押さえられていて変形はなさそう。隣のダイレクトボタンも同じだ。
本体側のスイッチは半透明のフィルムの奥に見えている。このフィルムで防水しているのだろう。破れや水の滲みはなさそうだ。押してみる。夢の中だが確かなクリック感。
いつの間にか埃は取れ、黒い光沢の薄い側面カバーの裏側と本体側面の複雑な造形に見惚れつつ、、、

設計、金型、成型、製造、デザイン、SE、PG、営業等々、多くの関係者各位の計り知れない苦労があったのだろうと、思ったところで目が覚めた。

日曜日の昼下がり、自転車いじりに飽きてTORQUE STYLEを眺めているうちに、うたた寝していたらしい。何となくきれいになった5G。ふと音量ボタンのことを思いだし、下げるボタンを押したが、いつもにように反応はなかった。(終)