TORQUE STYLE編集部が訪ねた、「つがる」はおいしい恵みが盛り沢山！

　JAつがるにしきた青年部からのお誘いで訪れた青森県西部にある「つがる」地方。JAつがるにしきたは、つがる市を含むつがる西北域の2市4町を管内エリアとしています。

つがる地方は、岩木川がほぼ中央を流れ、西は日本海に面し、南には岩木山と世界自然遺産「白神山地」が望めます。世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する遺跡や、日本自然百選に指定されているベンセ湿原などの観光資源にも恵まれています。

　そんなつがるの魅力を、つがる市のマスコットキャラクター「つがーるちゃん」に教えてもらいました！まずは「つがーるちゃん」のご紹介から。

　つがーるちゃんは、平成１８年に全国各地からの公募により誕生した、つがる市マスコットキャラクター。

　つがるはとっても農業が盛んな地域で、中でもコメ・スイカ・メロン・リンゴ・トマト・ネギ・ゴボウ・ナガイモは「つがるブランド農産物」としてつがる市が認定しています。この８品目が組み合わされた女性やこどもに親しまれるかわいらしい女の子（田畑の妖精）が、つがーるちゃんです。

　今回はつがーるちゃんイチオシの、コメ・スイカ・メロンを詳しくご紹介しますね。

1.「青天の霹靂」「つがるロマン」を有する、おいしいお米の里

2.実は、スイカやメロンの名産地

3.つがるメロンに、東京・神楽坂でも出逢える！

「青天の霹靂」「つがるロマン」を有する、おいしいお米の里

　「つがる」は稲作に適した土壌で、水が豊富。日照時間が長く、夏も涼しく病害虫が少ないので、農薬散布も少なくて済みます。こうした恵まれた環境下で、味がよく高品質なお米がつくられていて、代表銘柄は次の3種です。

●青天の霹靂

　2015年秋にデビューし、青森県産のお米として初めて特Aを取得したブランド米。ほどよいツヤとやわらかな白さが特徴で、粘りとキレのバランスがとれ、上品な甘みが味わえます。

●つがるロマン

　「つがる」発祥の銘柄で、生産者の情熱と全国の人々に愛されるブランドとなるようにとの願いを込めて名づけられました。寒さや病気に強く、味と品質にすぐれています。

●まっしぐら

　病気に強く、収量性にすぐれるため、広く普及しています。粒が揃い、炊き上がりにツヤがあり、味のバランスもとれているので、ブレンド米としてよく使われます。

実は、スイカやメロンの名産地

　「屏風山スイカ」、ご存知ですか？　屏風山地域を中心とする日本海に面した砂丘地帯が主産地で、６月の初競りでは２年連続１玉１０万円の値がつくほどのブランドスイカです。昼夜の寒暖差が大きいため糖度が増し、みずみずしい甘さが味わえます。

　日本海に面した砂丘地帯ではメロンも多くつくられています。青森県のメロンはなんと、全国5位の収穫量！！「タカミ（貴味）」「レノン」といったネット系メロンをはじめ、品種も豊富。昼夜の寒暖差が大きい気候と、水はけのよい砂地の畑で育ったメロンは、果肉がしっかりしていて、糖度も極めて高く、とってもジュ―シーですよ。

つがるメロンに、東京・神楽坂でも出逢える！

　つがる市は、2019年よりアンテナショップ「果房メロンとロマン」を東京・神楽坂に出店しています。「メロンをもっと多くの人に愛される果物に」そして「メロンを通じてつがる市をもっと知ってもらうこと」をテーマにお届けする、特産品のメロンに特化した工房です。1階はショップ、２階はカフェとなっていて、生果・スイーツメニューはもちろん、初めてのメロンレシピに遭遇できるかも。ぜひ、足を運んで、メロンを満喫してくださいね。