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2000円札ですね。現在も流通・使用されている通常紙幣。よく誤解されますが、記念紙幣ではありません。

ただ、使用地域が偏在しているため、現在では増刷を中断している関係から発行枚数は少なかったと思います。

「2000円札で経済が活性化する…」
という珍説がありましたが…？
なんでも、社会人がなんの抵抗もなく使える金額は「ラーメン」などに代表されるように「1000円未満」。
2000円札を発行する事により、使える金額が2000円未満に上がるので、今までよりも消費が倍になる…。
1000円札を廃止して2000円札にしてれば、案外その通りになってたかも(笑)

2000円札発行の裏には、沖縄サミットに絡めて米国ドルにある20ドル紙幣などの例を引き合いにして、「世界標準は～」などという意味不明の理由で導入が決まったらしいという話もありますね。実際の日本国内での使用実態を全く無視した政権側のご都合主義的発想なので、なかなか利用が定着しなかったのも、さもありなん、ですよね。

「2」という数字は結構大事ですからね。
語学では複数の始まりは「2」からですし、数学では素数で偶数なのは「2」だけです。
物を数える最小単位は「1」ですが、そもそも「1つ」しかないものは、数える必要などなく「〇〇がある」で充分なので、実質的には数える行為も「2つ」がスタートですね。