愛知県の津島神社　④

こちらは津島神社の摂社の八柱社である。

横にある立て札に書かれている通り、こちらも元の名前は八王子社であり、牛頭天王の子供達がまつられていたが、明治時代に問題になり八柱社に代わった。

八柱の神様とは、天照大御神と素戔嗚尊が対峙した時にお互いの持ち物を噛み砕く、ウケイの儀式を行った時に生まれた神様達で五人三女の神様達である。

対して八王子は、牛頭天王がテンジクに住む龍王の娘と結婚して誕生した神様達であり、七人一女の神様達である。

ちなみに愛知県東海市の丘の上の街に八柱神社があり、以前、参拝した後に『名古屋にもあるのかな』とGoogle mapで検索したら名古屋どころか愛知県西部には東海市しかなくて、他の神社の摂社としてあるのだが、対して愛知県東部というか豊田市には二十箇所以上あり、北は岐阜の近く、南は岡崎市の近くと範囲が広い。

民俗学が好きな私は、元から八柱神社なのか、それとも元八王子神社なのか調べようとしたが、広すぎるから止めてしまった。