今回は突発性難聴で片耳が聴こえなくなった人向けの投稿です、健常者の皆様もいつ何時・突発性難聴を発症するのか分からないので、覚えておけば役に立つかも知れませんよ。

【用意する物】

・マイクやボリュームが搭載されていない、ごく普通のステレオニミプラグ仕様の有線イヤホンまたは有線ヘッドホン。

お手持ちの製品があれば十分です、コードの途中にマイクまたはボリューム搭載・ハンズフリー対応の物(４極端子)では使えない方法なので、４極端子仕様の有線イヤホン・有線ヘッドホンを使っている方は、ごく普通のステレオミニプラグ(３極端子)の製品に買い替える必要があります。

・ステレオニミプラグとモノラルミニプラグとを変換するアダプター。

アイキャチ画像の製品ですね、左はステレオニミプラグをモノラルプラグに変換するアダプター、右はモノラルミニプラグをステレオプラグに変換するアダプターです。

ネット通販でも売っていますが、近所に家電量販店があれば一流メーカー品が買えます、アイキャッチ画像の左側は家電量販店で買ったビクターJVCの製品、上の写真で銀色に写っている物です。

アイキャッチ画像の右側はネット通販で買った激安品(外装が黒い方)、商品名は「接続(つなぐ)んです」というお笑いネーミング、以前に投稿した物ですね。

店鋪によってはSONY製品が売っている場合もあります、コチラを使っても支障はありません。

ネット通販で買った激安品(接続んです)は品質が悪いので、皆様は一流メーカー品を購入した方が良いですよ、他社製の類似品でも問題なく使えますから、皆様は手に入りやすい製品を購入すれば良いです。

ステレオミニプラグをモノラルに変換するアダプターは合成音声が左側にしか出力されないので、左耳が聴こえない人の場合は合成されたモノラル音源を再度ステレオ音源に再変換するためのアダプターを繋ぐ必要があります。

右耳が聴こえない人(左耳は正常)ならこれだけを使えば良いのです、左耳が聴こえない人(右耳は正常)の場合は続きに書かれた方法を利用する必要があります。

両方のアダプターを連結すると、イヤホン・ヘッドホンの両側から合成されたモノラル音声が出力されるようになるのですよ。

２つの変換アダプターとイヤホン・ヘッドホンのステレオミニプラグを繋ぐとこんな感じ、かなり邪魔ですが、左耳が聴こえない人でも右耳でステレオをモノラルに合成した音声を聴けるのだから、仕方ないと諦めてくださるよう、お願いいたします。

・もう一つの方法

これは最初からステレオ端子に繋げて、片耳で合成されたモノラル音声を聴ける片耳ステレオイヤホンです。

この写真の製品はAmazonで購入しました、この製品なら変換アダプターは必要ありません、写真に写っている製品はコードが短いので延長コードを併用する必要がありますね。

このタイプのイヤホンの注意点は、多くの製品が業務用インカムとして製造された物が多いので、音質がかなり悪い場合があります。

オーディオ用の製品なら問題はありませんが、業務用インカムを買う場合は音質に関しては自己責任となってしまうので、よく吟味してからの購入を推奨いたします。

コードが長いテレビ視聴向けの屋内用の製品もありますが、こちらはコードがかなり長いので、屋外に持ち出しての使用時にはコードを束ねる必要があります、購入時に製品のコードの長さも確認する事をお願いいたします、このタイプは屋内使用する場合は何の問題も無いですね。

長文の投稿を閲覧していただき、ありがとうございました。

m(_ _)m