モノづくりのプロフェッショナルが感じとった、 TORQUE 5Gの真価とは？

　世界が認める真空断熱技術を活かし、水筒をはじめとする様々な高品質製品を開発し続ける「THERMOS」。その製品企画を担当されている佐々木新（ささきあらた）さんに、TORQUE 5Gを実際に使っていただき、機能性からデザイン性など、どのように感じられたか、お話を伺いました。プロダクトとしてのTORQUE 5Gの魅力、気づいたこだわりポイントとは、果たして？

1.ゲレンデで実感した、TORQUE 5Gの強み

2.愛着につながる、こだわりが随所に

3.モノのつくり手として、同じ意識を持つ仲間がいた！

4.使うほどに新鮮な発見があるTORQUE 5G

ゲレンデで実感した、TORQUE 5Gの強み

　私はスノーボードを趣味にしています。最近はほとんど機会がありませんでしたが、この前ようやく4歳になった娘をデビューさせようと一緒に出かけました。

　滑っている合間に写真を撮りましたが、TORQUE 5Gはスノーグローブをつけたままでも操作ができるので、ほんとうに便利だなと感じました。ボタンが本体側面に配置されているので、持ち替えることなくカメラをサッと起動してシャッターが切れる。自然な操作感への気づかいが行き届いています。しっかり握れるので安心感もあります。また、画面が大きく、ゴーグルを着けままでも見やすいこともありがたかったです。

　この前は比較的暖かかったのですが、雪山では−5℃以下になることもしばしば。普段ならバッテリー落ちが心配で、スマートフォンを取り出すことすら躊躇しがちですが、TORQUE 5Gなら気にせず使えそうです。さらに、多彩なカメラ機能も魅力的。なかでもカメラボタンを押している間だけ録画できるプッシュムービーは、フォームチェックにとても役立ちました。

　滑走速度などを重ねて撮影できる「Action Overlay」も活用すれば、ひときわ臨場感あふれるシーンになりそうですね。撮った画像や動画をシェアすることもでき、ゲレンデでの絶景や得た感動をその場で仲間に伝えたり、互いに技を自慢しあうなどの楽しみも広げられるなと思いました。

愛着につながる、こだわりが随所に

　オフタイムだけでなく、通勤時や普段の生活の中でも積極的に使ってみました。初めは大きすぎるかなとも思いましたが、グリップがよくて落とす心配がなく、安心感を覚えました。

　スタートスクリーンのデザインなどにも、タフネスというコンセプトの一貫性を感じましたね。また、画面にタッチして操作する際にブルッとするリアクションがとても心地よくて、ついつい何度も触れていたことも。こうした細部へのこだわりを知るとTORQUE 5Gは使うほどに愛着が湧く仕掛けが施されているんだなと、大いに勉強になりました。

　タフさ、という点では、落とした時はもちろん、モノが当たることへの怖さがないことが大きかった。アウトドアだけでなく、通勤途中やオフィスにも様々な危険が潜んでいますからね。

　デスクの角などにぶつけて、画面に細かなヒビが入ってしまっては、使い勝手はもちろん、デザイン的にも台なしですから。加えて、水や汚れに強いことも頼もしく。手洗い、うがいをしっかり、ということは濡れのリスクと隣り合わせで、そこに注意を払わなくて済むだけ、ストレス軽減につながった気がします。汚してもハンドソープで洗えますし。幾度TORQUE 5Gでよかった、と思ったことか。

モノのつくり手として、同じ意識を持つ仲間がいた！

　使う時はもちろん、カバンの中に入れている時なども不具合を生じることなく、正常な作動を約束する。私は仕事をする上で、これを基本としています。

　TORQUE 5Gを使用してみて、改めてプロダクトデザインに共通する要件だと感じました。スピーカー部分のカバーにクッション性を持たせていることなどは、予期せぬ衝撃に備える好例といえます。　また、私はスマートフォンのケースを選ぶ際に、画面の縁に若干の立ち上がりがあることを必須としています。それだけで、ちょっとした接触による画面のヒビ割れが防げるのですから。そうした細かな点においても、TORQUE 5Gは考え抜いて、つくり込まれていると感じました。

　つくるモノは違っても、製品を企画し、デザインすることに変わりはない。同じ意識を持つ仲間がいるのだと、心強さを覚えました。