10周年特設サイトでは、TORQUEを長年愛用されているオーナー様を突撃取材。今回ご登場いただくのは、群馬県の赤城山西麓で四季折々の野菜を育て、加工品をマルシェや道の駅で販売されている「あすなろ工房」の吉川和孝さん。

 

 那須高原の美術館で学芸員をされていた頃にG02と出会い、以来G04、G06と使い続けられています。ほぼ仕事での日常使いの中で、もはやTORQUE一択と言い切られる理由をお話ししていただきました。

 

 

 

落としても割れない、炎天下・氷点下でもしっかり動作、

水場に強い、だからTORQUE

 

ハーブティーに使う花「バタフライピー」の様子をチェックする吉川さん

 

 前職の那須高原の美術館での学芸員時代、当時使っていた機種を除雪機に巻き込んでしまい粉砕。それまで何度も落として画面を割ってしまったこともあったので、ショップでとにかく頑丈なモデルはないかと相談したところ、薦められたのがG02でした。

 

 その後、京都での着物のデザイン・企画の仕事を辞め、群馬の実家に戻って農業を継ぐ!という妻に合流。まさに畑違いの仕事を一から周囲の人に教わり、学び続けてきた9年間で、TORQUEは唯一無二の相棒となりました。

 

 この辺りは住居にクーラーがないくらい、夏も過ごしやすい高原地帯。とはいえ、農作業中はまったく別物です。草刈りなどをする際は、TORQUEを軽トラックの中に置いておくのですが、車内はあっという間に50〜60℃に上昇。一方、冬は−5℃くらいまで冷え込みます。そうした気候下においても、TORQUEはいつもしっかり動作してくれるので助かります。

 

冬の自宅周辺の様子と畑。

 

 また、農産物の加工場は、収穫した野菜の泥を落とす、麹用の米を蒸す、容器や商品を加熱殺菌するなど、水場での作業が多く高温多湿になりがちです。しかも、床はコンクリート。そんな環境下でもTORQUEなら、濡れや落下を気にせずガンガン使えます。

 一度、白菜を洗っている時に、水を張った樽の中に落としてしまいましたが平気でした。仕事中に余計な心配をしなくていいスマホというのは、本当にありがたいですね。

 

自宅に設置した加工場の一つ。漬物、味噌、惣菜、清涼飲料の加工場で様々な商品を自家生産している。

 

 余談になりますが、私たち夫婦は神輿が好きで、毎年、地元群馬県沼田の榛名神社で神輿を担いでいます。その際も、TORQUEは、他の担ぎ手のように、汗まみれになるのを防ぐビニール袋のカバーを使う必要がなく、巾着袋にそのまま入れられます。雨が降ったとしても普段通りに使えて、一切ストレスを感じることはありません。

 

目黒区碑文谷八幡・鷹番の神輿

 

 

TORQUEは、私にとって命綱、でもある

 

腕につけたセンサーにTORQUEをかざして数値をチェック

 

 もうひとつ、私の日常において、TORQUEがかけがえのない支えになっていること。実は、私は糖尿の持病を抱えていて、1日に数回の血糖値測定が欠かせません。そのため、TORQUEに血糖値を測るアプリを入れています。腕に付けたセンサーに、このアプリをかざすと血糖値が表示され、範囲を超える値が検知されると病院と妻にデータ共有されます。

 これを使用するには、つねにスマホが起動されている必要があり、そうした点でもさまざまな環境下で変わりなく動作してくれるTORQUEは頼もしく思っています。まさしく命を預けているわけですからね。

 

 

 

「あすなろ工房」の発信、マルシェなどでの交流も、TORQUEから

 

マルシェ出店の様子(東京・自由が丘)。吉川さんご夫婦揃って。

 

 私たち「あすなろ工房」は、旬の野菜をはじめ、母が手がける漬物や梅干し、妻のシロップ・ハーブ、私が作る麹類・味噌などのおいしさを広く皆様に知っていただき、楽しんでいただけたらと思っています。

 昭和村では季節ごとに採れる野菜の種類が豊かで、1日の寒暖差が大きいこともあって甘く美味しく実るのです。その恵みを週末ごとに、東京・自由が丘や埼玉県、茨城県のマルシェイベントをはじめ、機会があれば、いろいろな場所で積極的に出店しています。

 

 「ただいま収穫!鮮度そのまま、お届けします」と、土まみれの手袋をはめたまま、いち早くSNSで発信できるのもTORQUEだからですね。汚れても、ハンドソープで洗えばいいですから。

 

大根の収穫。

 

 こうして野菜や農産加工物を各地に届けるようになって、ありがたいなと感じるのはお客様と直に交流できること。「これ、こんなメニューにぴったりよね」「こんな調味料があったらいいのに」など、貴重なご意見やご提案をいただいています。

 そんなヒントをさらに実のあるものにしていきたく、よりよいコミュニケーションの方策、PRの仕方を探っていきたいと考えています。

 

 

カメラの進化をもっと楽しみ、活用したい

 

様々なカメラ機能を試す吉川さん

 

 TORQUE G02から、G04、G06と使ってきて感じるのは、やはりカメラの進化ですね。私は学芸員をしていた頃から、展覧会の企画などを手がけ、図録の制作にも携わってきました。

 美術品の撮影は大判フィルムで作成するのが当たり前の時代。最初に「あすなろ工房」のパンフレットをつくった時も、一眼レフカメラを構えていたと思います。それが、いまやTORQUE G06でOK。かつて使っていたカメラもすっかり出番がなくなり、どこにしまい込んだのやらといった感じです。

 

 先ほどTORQUE STYLE編集部の方々から、多彩なカメラ機能についてレクチャーを受けました。風景に奥行きが出る縦パノラマや、マルシェ全体の様子をカッコよく撮れそうな超広角ワイドカメラ、野菜の花にズームアップできるマクロカメラなどは、早速取り入れたいですね。SNSにアップする写真・動画のクオリティを、格段にアップできる気がしています。

 

 

農業の奥深さ、可能性の追求を、TORQUEとともにこれからも

 

仕込んだ漬物の様子

 

 私には、農業のイロハを教えてくれた、多くの師匠がいます。中でも、生芋こんにゃくの製造への悩みに「水を張って放り込んでおけば、芋が勝手に必要な水分を吸うさ」と助言してくれた、こんにゃく名人。素材がよければ無駄な手をかけない、そうすれば自然とおいしくなると言う母。おかげで、ズブの素人だった私が、農業の面白さに気付くことができました。

 さらに、マルシェや道の駅で出会ったお客様から、まだまだ大きな可能性があること、工夫しだいでより豊かな食の世界を広げられることも教わりました。

 

 群馬、および関東エリアは、地域ごとに特色のある農業の活動が盛んです。海外からの研修生もたくさん訪れ、それを支えてくれています。そうした人々とともに、農業のこれからを描き、発信していけたら。その中で、土と水に強いTORQUEの魅力を知る仲間が増え、情報を交換し合えるコミュニティを育んでいければ、なお、いいなと思っています。

 

歴代TORQUE。左G06、右G04

 

 今回ご協力いただいた吉川和孝さんのInstagramにも、あすなろ工房の最新情報や素敵な画像が投稿されています。ぜひ、チェックしてみてください。
>吉川和孝さんのInstagramはこちらから

 

 

TORQUE10周年特設サイトでは、今後もオーナー様の熱い思いをお届けしていきます。

第4弾もお楽しみに!!

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